あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
近頃FireFoxでネットサーフィンをしていますと、ちらほらフォントが果てしなくギザギザ・フォント、汚くなってしまったサイトに出くわします。たとえばInfoQのサイトを見てみますと、大きいフォントはそこそこ見られるフォントではあるものの、標準サイズの文字はギザギザで汚い!
このサイトはこんなフォント指定だったっけ?──としばし悩んでいたわけですが。そういえば年賀状の絵を描くときに、入れた覚えもないのに、フォント選択でしばしば[メイリオ]をみかけた覚えがあるぞ。もしかして、先日SQLServer2008Expressをインストールしたら、VS2008なども同時にインストールされ、さらに同梱のメイリオもインストールされた?──ということにに思い至りました。故に現在のワタクシめの環境は、XP×メイリオ、という状態なんですね。原因はどうやらこの組み合わせのような気がしてきました。
ゴソゴソ調べてみますと、XPのデフォルト設定では、ClearTypeの機能(MSが開発したフォントのアンチエイリアシング技術)が14ポイント以下の文字では有効になっていないらしいんですね。故に以下の手順で回避。
- デスクトップで右クリック→[プロパティ]の選択
- [デザイン]-[効果]
- [次の方法でスクリーン フォントの縁を滑らかにする]を[ClearType]を選択してチェック-[OK]
すると少しは表示はマシになりました。
Vistaユーザーがどれほど普及しているのかは謎ですが、XPでIE以外のユーザーには優しくないので、Webサイトでメイリオをフォント指定するのは、まだちょっと早いような気がしますね。
さらに!!メイリオには「P」とかついていないのでわかりにいくですが、欧文部はプロポーショナル、和文部は等隔なんですね。MSゴシックに格別愛着はありませんし(むしろ飽きた。印刷フォントは明朝派です)、等隔が特に美しいとも思いませんが、コーディング等では等隔でないと困りますので、エディタ等でのメイリオ利用はあり得ないですねぇ。