2008/09/12

隠しファイルThumbs.db

WinXPにて、フォルダのプロパティで確認した数と、実際のファイル数が不一致。

フォルダオプションで[すべてのファイルとフォルダを表示する]のオプションを選択しているのに、何が隠れているのかなー?、と思ってフォルダオプションを再確認していたら、もうひとつ怪しいオプションがあった。

[保護されたオペレーティング システム ファイルを表示しない(推奨)]

こいつのチェックを外すと、現れたのはThumbs.db。エクスプローラの表示形式を[縮小版]にしたときに出来るサムネイルファイルだ。キャッシュファイルであるが故に、2度目のプレビューのときに高速化をはかってくれるわけだけれども。──納品するときに、ウッカリこんなファイルも一緒に納品…、なんてことになるとマズイ(納品相手はWinとも限らないし…。バッチ処理なんかでフォルダ指定でぶんぶん回すとき、ファイル数が合わなくなる、なんてことももしかするとあるかもしれません。…拡張子のフィルタはかけることの方が多いような気もしますが)。スピードは諦めて、そもそもThumbs.dbを生成しない設定に変更した方が安全だな、というわけで。

  • [すべてのファイルとフォルダを表示する] チェック
  • [縮小版をキャッシュしない] チェック
  • [保護されたオペレーティング システム ファイルを表示しない(推奨)] チェックなし

という設定でしばらくいくことにしました。

memo→「Thumbs.db」をググるとこの辺のことはつらつらひっかかってきますが、@ITあたりの記事が詳しいです。

2008/09/04

VM in VM / POWERS OF TEN

小飼弾さんのところで、VM in VMの記事を読みました。

OS X の VMWare上の、 Windows XPに入れた Virtual Box 上で Ubuntu を走らせた図があり、ちょっとこれにはウットリ。

合わせ鏡で、鏡の中に鏡が映りこみ、その中にまた鏡があって…、の不思議さに近いイメージですよね(もっとも合わせ鏡は有限みたいですが)。

宇宙の外側にはまた宇宙があって、その外側には…、とか。ダレダーレみたいな感じで、ミクロの世界にもやっぱり「世界」があって、その「世界」をまた「宇宙」にしている「世界」があって…とか。

昔からとりとめもなく、そういうことをよく想像していたので、つい、VM in VMのキャプチャ画像にウットリ、仮想化ってこういうこともできちゃうんだ…、とココロをざわつかせていたわけです。すると、そんな私の様子をみていた知人が「POWERS OF TEN」という映像を紹介してくれました。タイムリーすぎて、なんだか個人的にめちゃめちゃクリーンヒット。ステキすぎるよ、この映像。(*´艸`*)

Chrome雑感

Chrome、やっぱりなんだか面白いですねぇ…、このブラウザ。じわじわとその面白さを感じてきました。

Ω Ω Ω

ChromeのUIを見た瞬間、まず「表示領域が広い!」と思ったわけですが、これにはブラウザ基盤な思惑、伏線を感じますよね。Webサイトベースで作業をするなら、表示領域こそが大きい方がいいに決まっていますから。Googleのウェブサービスを思い浮かべた場合、機能はすべてブラウザの表示領域の中にあり、ブラウザ自身の機能はそこまでゴテゴテとは不要──そういう割り切りをこのレイアウトからは感じました。

それに[プロセスがタブごとに独立]×[アプリケーションのショートカット作成]あたりは、Webサイト← →デスクトップの乗り入れっぽい感じ、ですかね???

[アプリケーションのショートカット作成]からChromeを起動すると、まるでデストップアプリであるかのようにアドレスバーを見せないレイアウトからもその辺の意図を感じますし、それに加えて[プロセスがタブごとに独立]していることも考え合わせると、殆どデスクトップアプリの座を狙っている…、としか言いようがないような感じですよね。そもそもGoogle Gearsとも統合されているみたいですし…。なんだか準備万端?このところAIRやJavaFXがブラウザから飛び出してきたわけですが、やっぱりそういう流れを思いっきり意識しているんだなぁ、と思いました。

ちなみにChromeはV8 JavaScriptあたりが目玉なんだろうと思うわけですが、これは今後もGoogleはしばらくは今みたいな感じでJavaScript大活躍な路線でいく、ということなんでしょうね。