無線ルータの親機を新調しました!バッファロー「WZR-HP-G300NH」。これはすごいですよー。背面にUSBポートがついているから外付けHDDをNASとして使えちゃうんだもんね。マルチセキュリティにも対応しているし、結構理想の無線親機ではないですか?(※清水理史の「イニシャルB」の受け売り)。
家の中の無線子機の方は、マシンを新調したりで新しくなっていたわけですが(ドラフト11nには対応していませんが)、親機もこれでどーにか少しは追いつきました。というわけで今後プロバイダの契約もみあった速度に変更する予定デス。
数年ぶりにルータを物色して驚いたのは、まずは安くなったよね(1万円切って買ったし)ということと、なんかベンリになったよね?ということ。AOSSとか(…まー2台目以降はソフトをインストールするのも面倒くさいので設定は手動でやりましたが。puppyの設定で大変苦労したのでなんとなくコツはわかる)。マルチセキュリティとか。ESS-IDステルス機能とか(ANY接続拒否)。11nの規格にも遅ればせながら驚きましたよ。法律の改正と連動しているのね、とか。調べていて面白かった。
とうわけで、ざっくり無線LANの規格のまとめ。11nについてはまだドラフトで、ホントの11nはまだこれから──というわけで誤りがあったらご指摘ください(nはともかくドラフトの2.0とかいってもちょっとあやふやなんだよなー…)。セキュリティについてはまた今度。
- IEEE802.11a
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54Mbps/5.2GHz帯/OFDM方式
強み:5.2GHz帯を使用する11aは混信の少ない周波数帯域なのでスムーズな通信が可能。
弱み:周波数が高いために2.4GHz帯に比べると伝送距離が短め。障害物の影響を受けやすいという。
総論:混信やノイズの多い都市部においては、ノイズに強い11aは安心して利用できる高速無線LAN規格。
- IEEE802.11b
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11Mbps/2.4GHz帯/DS-SS方式
強み:周波数が低い為、伝送距離が長い。障害物の影響も受けにくい。
弱み:11aと11gに比べて遅い。2.4GHz帯は多くの電子機器が使用するので、混信やノイズの影響を受けやすい。
総論:昔ながらの規格で、リーズナブルで多くの機器が対応しているところがウリかも。(いまどきルータの方ははデュアルだけどなー…)。
- IEEE802.11g
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54Mbps/2.4GHz帯/OFDM方式 ※11bの上位互換
強み:同じ54Mbpsでも5.2GHz帯を利用するIEEE802.11a規格の無線LANに比べて障害物に強く、伝送距離が長い。
弱み:11gが使用する2.4GHz帯は11Mbps無線LANやBluetoothなど多くの電子機器が使用するため、混信などノイズの影響を受けやすい。
総論:障害物の多い環境で高速無線LANを利用したいケースに有効。
- Draft2.0 IEEE802.11n
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300Mbps(MIMO使用時)/2.4GHz帯/OFDM方式
強み:複数のアンテナで電波を受信することで、安定した接続が可能。高速。
弱み:今のところドラフト(下書き)なんですよねー。IEEE 802.11nはIEEEが2009年7月に策定予定(9月に遅れる見込み)。
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