"おやおや私の仕事マシンにもメイリオが入っているぞ(OSはXP)、さてはSQLServer2008Expressをいれたときのドサクサで入っちゃったんだな"──などと思い、ExcelにメイリオとMSゴシック字を並べて、見比べていたわけです。ふと思いついて
"そういえば、メイリオで字形が変わったんだっけ?"と思いいたったわけですが(メイリオというよりJIS2004ですかね)。
"Excelでメイリオを指定したファイルを、メイリオが入っていないマシンで表示するとどうなるんだろ?"と思いついて、「メイリオなんて入れてない」と主張する先輩のマシシンで、Excelファイルを開いて見ると。「フォント」のコンボックスには「メイリオ」と表示されているわりに、ゴシックな字形で。でも之繞は2点になっている。
"あれあれ。私のマシンでMSゴシックの字形では1点で表現されるのに、2点で表現される先輩のマシンってどうなっちゃってるの?"と思って調べて見ると。
どうやらJIS2004では2点で、JIS90では1点ということらしい。
では自分のMSゴシックが、JIS2004なのか、JIS90なのかをどうやって見極めればいいかというと。
「C:\WINDOWS\Fonts」に入っている「MSゴシック & ~」のプロパティでMSGOTHIC.TTならJIS90版、MSGOTH04.TTCならJIS2004版と判断すればいいようだ。
で、2点で表現する先輩のマシンは見事にMSGOTH04.TTCだったという次第。
ははーなるほど。先輩もSQLServer2008Expressを入れたので、おそらくそのときにMSゴシック&MS明朝をJIS2004にしてしまったのだな(ちなみに先輩のマシンは「プログラムの追加と削除」をみてもJIS2004対応フォント(KB927489)をインストールした形跡はないのでWinのアップデートで更新したわけではない)。
で、別のXPマシンで同じExcelファイルをひらいてみると。
メイリオを指定したセルではフォントのコンボボックスでは「メイリオ」と表示しているわりに、字形はあきらかにMSゴシックで、しかも1点なのでした。
要はExcelというのは、フォントの名前はコンボボックスに保存されたフォント名を一応表示するけれど、フォントそれ自体はデフォルト設定の文字で表現する、というだけのことだったらしい。
それにしても、持ち主の知らぬ間にJIS2004にされてしまうとは怖いことですねぇ。作業マシンで仮に宛先のラベルシールなんかを出力したら、これまで1点でおさまっていたところが、いきなり2点になってしまうということ?外字とかうるさいところだと、かなり危ないなぁ、これ。Web案件とかだとJIS90で入力したかJIS2004で入力したかなんて、チェックかけられないだろうし。全国の之繞つきのヒトの名前はどうなっちゃうんだ?(字形かわったのは之繞だけじゃないみたいだけど)
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