2008/04/15

Excel布教ことはじめ

客寄せパンダ的にExcelの簡単な小技・哲学なぞもちまちま載せていこうと思います。新人教育の時節ですし…(遠い目)。

Excel小技サイトは数あれど、私の中にもExcel哲学はありますので…。小技は数ある小技サイトで十分だと思いますし、細かいテクニックはその都度調べればいいと思っているわけですが、最低限覚えておくべき実践的な技、及びExcelを使うときに根底を流れるべき「哲学」の部分が、小技サイトや市販の教本にはどこか物足りないさを感じるわけですよ。私のExcel上における価値の基盤は、速さ、正確さ、美しさ。云ってみれば、処理の最短方法というところでしょうか。

ジオング
足(線引き)なんてただの飾り…!とは云いませんが。エクセルで線を引っ張るのは、最後でいーの!引き方にもちゃんと美学があるわけですから。

普段から私はExcelラブを公言しているので、Excel/Accessネタでは便利屋の如く呼び出され、他人の手元をみるチャンスも多いのですが…。

Excelは手軽なアプリなだけに、ユーザーのレベルも千差万別で、それ故に怖いツールだなーと思うことがしばしばあります。

この辺の「常識」の違いが、人災的ボトルネックになったりもするので(中継ぎ役が確認のつもりでCSVファイルをExcelで開いたせいで、データが壊れた!!とかはたまに聞く話…。運用を考えるとき、この種の余計なことをさせない経路を作るか、「常識」を関係者各位に徹底認知させるかはケースバイケースですが、その辺も読み込んでおかないとあっさり事故になりますからねー)、こちら側から歩み寄る必要は常に感じているわけですが。普段Excelを使い倒す必要のない人たちにどうこう云ってもしょうがないので、わかっている方が、基本、先回りして予防に走るしかないなー、というのが私のスタンスです。

とはいえ、あんなものは飾りです。 偉い人にはそれがわからんのですよ。(byジオン兵)と云いたくなることも、正直多いです。

あんなもの、というのは、罫線引き、セルの結合、フォントサイズ、色つけなどなど。Excelのビギナーであるほど(営業さんとか)「見た目のみ」重視で表を作成しているフシがありますが、私らデータ屋は再利用のしやすさを重視します。

見栄えも重要ではありますが、幾らキレイに色をつけても、表をつくるからには、色だけではなくフラグ(或いはコード)もたってなければナンセンス。フラグさえ立っていれば、色づけ線引きなんて瞬殺ですから。

「データを作成する」ときは、常に再利用(加工のしやすさ)について考慮するべき。偉いヒトにはそれがわからんのですよ。いくら綿密に網掛けをしたって、そのデータを二次利用するとき、網掛けじゃ、フィルターだとか並び替えだとかが全然できないじゃんよ。営業君がご丁寧に網掛けしてくれたデータをみて、その後ぼちぼち手作業でフラグをたてていくときのむなしさときたら…!同じ労力をかけるのなら、色づけじゃなくて、まずはフラグを立ててくれよ!!コストのムダ!──と心中叫んでいるExcelユーザーは多いはず。

タグでいえば、物理タグと論理タグの溝みたいなものでやんす。私は当然論理タグ派です!!なんちゃって。あっ、そこでソースをみないこと!

mumble→今年の新人はカーリング型でしたっけ。超氷河期時代の私たちとは隔世の感がありますの…。

6月以降どこへ配属されるにしろ、ググり方、Excel、Accessの基本は3種の神器として叩き込まねばの、うちで預かるからには。

でも実際の仕事としては、手頃なサイズの課題が今現在、私の手元にはあまりないんだよなー…。入力作業でも集計作業、ラベル印刷でも細かいものならなんでもいいんだけど、誰かなんか軽めの仕事をくれないかなー。やっぱりナマの教材の方が燃えるし。

自分の得意ジャンルのものは、ある意味、気がつくと同時に処理しちゃっているところがあるので、私の周囲では常に残件ゼロ状態…。わりと困る。

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