2009/12/13

DoYouFeed.com

DoYouFeed.comというサービスを使って本サイトもiPhoneデザインに"なんとなく"対応してみましたよ。

DoYouFeed.comはFeedを流すだけで、iPhone向けレイアウトを吐いてくれるというサービス。

まぁGoogleからの検索でダイレクトに各記事に飛ぼうとして、iPhoneを選んでしまうと(分岐)、トップページに飛ばされてしまうので。一長一短な感じですけどね。

2009/11/28

Pocket InformantVer1.11のアラームまわりの実験結果

ブラックフライデーでPocket InformantのiPhoneアプリがセール(800円)になっていたので、早速購入しました(ver1.11.08)。細かい設定は他のサイトを参考にしていただくとして、他サイトで結構、欠落していたのアラーム情報の実験結果をまとめてみたいと思います。

iPhoneのOSでは現状、サードパーティのデベロッパーにカレンダやアラームシステムにアクセスを許していません。

ですからサードパーティ製品でアラーム機能を利用する場合には、Push Alarms機能を使う必要があります。つまりiPhoneの対応が変わらない限り、一律、サードパーティ製品ではネットワーク接続なしでは、アラーム機能は使えません。

ネットワーク接続なしで、アラームを使うということを念頭に実験してみたところ、下記のような結果になりました。

  • 標準カレンダでイベントを登録者する→◯
  • Googleカレンダでポップアップ通知のイベントを標準カレンダとシンクする。→◯
  • Googleカレンダでポップアップ通知のイベントをPocket Informantだけシンクする。→×
  • Googleカレンダでモバイル・メール通知して標準カレンダとシンクする。→×

…私の場合、平日日中はネットワーク接続に恵まれないので、ホントにiPhoneで通知が必要なイベント事項は標準カレンダでイベント登録して通知を設定するのが実は一番手っ取り早そう──という、「なんだかなー」という結果に(iPhoneがカレンダー/アラーム機能との連携を許さん!と云っているわけですから、しょーがないけど。どのアプリを使っても、結局この壁にぶつかるわけで…)。

ネットワーク接続可能の環境下でアラーム機能を使う場合には、選択肢も広がるんですけどね。

Pocket Informant/標準カレンダでいちいちシンクしなくてもカレンダに関しては、メール/モバイルで通知はくるわけですから。

ToDoのに関して言えば、Push Alarms機能でアラームがくるわけですし。

ちなみにPocket InformantのPush Alarms機能を利用するには、[設定]-[通知]で[サウンド]/[警告]をオンにする必要があります(Push Alarms機能はネットワーク機能ですから、タスクを登録した後はシンクしてください)。でもネットワーク接続出来ない環境では当然通知はきませんのでご注意。

memo

Pocket Informantの公式サイト:http://www.pocketinformant.com/index.php

公式サイトにはPDFでマニュアルもあるので、なんだかんだいってこれを見るのが早いかも…。

App Storeへのリンク

2009/11/11

Googleの「日本の祝日」を同期するiPhoneの標準カレンダで同期する方法

googleのおすすめカレンダーにある「日本の祝日」をiPhoneの標準カレンダにCalDavで同期するときの設定って

https://www.google.com/calendar/dav/ja.japanese%23holiday%40group.v.calendar.google.com/user

だったのですね。

カレンダID「ja.japanese#holiday@group.v.calendar.google.com」でそのまま試みてエラーだったので、これまで諦めて別のカレンダーを当てていましたよ。あーすっきりしたぁ。

2009/11/05

続・Twitter-Trending topics

ニュース等でのTwitterの速報性の記述はみていたものの、早速目の当たりにしました。Twitterすごーい。

流行トピックがどーしても気になって仕方のない私ですが、今日の前半はT-Mobileネタで盛り上がっていましたよね。USでダウンしたようでKill!とかFuck!とかhate!とかみなさん罵ってて、感情の発露を楽しんでいました。で、ちらちらとその間にも#IranElectionのハッシュダグは気にはなっていたんですが。#IranElection関連はすごい勢いで伸びてましたね。流行のトピックにずらずらっと並んでいた#13abanとか#Tehranとかは全部一緒のネタ。テヘランでの政府公認の反米デモと、非公認の反政府デモの話で、どんどんツイートが更新されていくわけですよ。その中のひとつのつぶやきにguardianのコトが書いてあったので、Guardianへとんだら実況報告・まとめページがありました。わー、ニュースソースはTwitterとかだよ。もはやそんな時代なんだ…。渦の中からのレポとはいえ、Trending topicsとかで引けるし、こりゃすごいなぁと。いまさらですけど体感しましたね。

2009/11/03

Twitter

これまであまり食指が伸びなくてひたすらスルーしてきましたが。先日、やっとTwitterのアカウントをとりました。

iPhoneユーザーになって、やたらとTwitter絡みのアプリも見かけますしね。さすがに無視できなくなってきた、というところ。

で、始めてみたら。これは結構、面白いですね。体験しないとやっぱりこの面白さはわからないですね。

つぶやくつぶやかないはともかく、短縮URLだとかのロジックなんかにもつい思いを馳せて、ワクワクしたし。

流行トピックだとかも。検索結果でつぶやきがわーーッと更新されていくのをみていとリアルタイムで「うわー動いている動いている!更新されてくー」という胎動も感じられて。これが結構楽しい。

140字だと英語のつぶやきも気楽に読めて、流行トピックのつぶやきなんかはテーマが絞られているので読みやすいし、見ているだけでも結構楽しいです。

というわけで、右側にオレンジの鳥マークってわけです。

2009/10/04

Googleリーダー

iPhoneユーザ-なったので、近頃GoogleReaderをごそごそと。iPhoneのRSS系のアプリにはGoogleReaderと連携するツールが結構あるんですよね。iPhoneアプリについて色々みてまわると、GoogleReaderへの言及も多いので、ふーんと、好奇心。

これまではRSSは、Operaでシンプルにローカル管理(RSSがないサイトは「はてなアンテナ」に登録、という使い分けでやっていました。しかしこれだと当然、マシンが変わると共有できませんからね。

イマイチ、使いづらいなぁと思って、遠ざかっていたReaderの研究です。レイアウトは相変わらずあまり好きになれませんが、機能は結構スゴイような気がしますね。

しかし機能がありすぎてイマイチわからないことも。コメントとメモ機能の違いってナニ?コメントは公開サイトには表示されないようですが、じゃぁどういうときに活用するのか?というとよくわかりませんな。ま、使っていくうちにそのうちわかるでしょ???

とりあえず、メモ共有等は面白そうなので、自分の共有アイテムをlogbookからもリンクすることにしました(画面右下のウィジェットより)。


で、現状私のRSS環境はどうなってしまったかというと、今後もOperaはOperaで使ってゆくだろうし(読みやすいから)、はてなははてなでRSS未対応のサイトに対して使ってゆくだろうし(はてなのフィードをGのリーダーに突っ込んだので、はてなアンテナまでダイレクトに見に行く必要はないかな?)。Googleリーダーは主にiPhoneでのヴューアー、及び、メモ機能の為に利用することになるような…?

アンテナくらいひとつにしたいような気もしますが、それぞれ使いやすさもあり、ひとつにできないこのもどかしさ…。(-_-;)

2009/09/26

ソフトバンク同士

▲iPhoneでのメーラー設定画面の一幕。「アカウントの追加」する際、gmailもこんな感じで、選択しやすい画面なのですヨ。

ソフトバンクの友達にiPhoneからgmailでメールを送ったら、フツーに迷惑メールにされました。

ソフトバンク同士なのにー。

どーゆーこと? ヽ(`Д´)ノ

iPhoneの絵文字

docomoの友達からメールがきたと思ったら、やたらとハートだのクジラだのの絵文字。

…クジラ? 

こんなにファンシーなメールを書くコだったっけ?

と思っていたら。

docomo→iPhoneの絵文字では、だいぶテキトーに変換されているようでした。

PCのwebブラウザでgmailを見たら、そこには笑顔、汗つき笑顔の絵文字(gmailは一応絵文字対応ですから)。

クジラよりも断然、文脈に合っている絵文字。…全然違うじゃん!!

ちなみに「iPhoneでも絵文字を使えるようになった」というハナシでしたが、iPhone: 絵文字キーボードの使用についてを読むと絵文字を送信できるのは、SoftBank のメールアカウントおよび SoftBank SIM を使っている、OS バージョン2.2 の iPhone のみとありますので、現状メアドでは「i.softbank.jp」アドレス以外は絵文字はうてないようですね(SMSとかならうてますけど)。

2009/09/21

Delivery Status Notification (Failure)

iPhoneになって、gmailを使っているのはいいんですけれど。

MLとかは気が向いたときに読む程度なので、即時的にお知らせがこなくてもいいや、と思って。gmailのフィルターを使ってML以外のメールをi.softbank.jpのメアドに転送して、プッシュ型っぽいコトを実現しているわけですが。

ときどき「Delivery Status Notification (Failure)」のメールがgmailに残っているんですよ。(;´Д`)

gmailはi.softbank.jpに転送したけど、i.softbank.jpに断られた?みたいな内容なわけで。i.softbank.jpにgmailがスパム扱いされている?

gmailにメールは残っているので、iPhoneからつなげば見えるし、PCからも繋げばフツーにメールは見れるわけですが。

ググってみたところ、5月くらいにもiPhoneユーザーの間ではそんな騒ぎがあったようで。しかし、それがどう決着したのかは不明。

自分の状況を分析して見ると、どうやらgmailの特定の拡張アドレスを使っているヤツだけがエラーになっているフシはあるんですけれどね(ちなみに拡張アドレスものは殆どMLで使っているので、私本人としては転送設定していないつもり。なのになんで転送しようとしちゃうのかな。私がフィルターの設定を間違えているっぽな…)。しばらく様子をみてみましょう。

2009/09/18

.NET 開発テクノロジーの全体像

Tech Fieldersの『.NET 開発テクノロジーの全体像』というセミナーに行ってきました。そしたら下記の本が当たってしまいました!今年の運、使いました?あと3ヶ月くらいだから、ま、いっか?

肝心のセミナーはある程度覚悟はしていましたが正直言って、殆どわかりませんでした。本読んで勉強しなくちゃ…。(;´Д`)

予想通りASP.NETのデモばっかりで、Windowsフォームはレガシーテクノロジー扱いでしたし。C#なのはまぁいいのですが、ある意味、VSの使い方自体についていけてない感じでした。.NETFramework3.5くらいからかなりライブラリが増えたコトだけは認識しましたけどね。

ASP.NET MVCの話は、それってRuby on Rails?という気がしましたが、この辺の私知識はCakePHPとかの解説をさらーっと読んだことがあるくらいのものなのでただの勘。ただ"設定より規約”(convention over configuration)とかの科白はさすがに聞き覚えありますからねぇ。名前付けのルールとかもなんだか見覚えあったし。Windwosフォームばっかり作っている身からすると、こーゆーのってある意味勝手に優秀なIDEがやってくれているものだから、意識してないようなところがありますが。

PHPなんかはエディタで頑張るからきっと大事なんだろうネ!?(Rubyも?)効果が出やすいんだろネ!?

MVCはそういう非IDEな環境から生まれた発想なんじゃないかなー?という気もしましたが、どうなんでしょう?でも、MSもIDEがありながらそれに、この度追随しました!?というところ???

もっとも、ASP.NETはどーもとっつきにくくて、VSユーザーのわりに手を染めていません。ASP.NETのどの辺が食いついていけないところかというと、HTMLのデザイン部分ですよ。「HTML=タグうち」育ちなので、まるきりWindowsフォームみたいにコントロールを置くというお作法に抵抗が…。ASP.NET MVCについては、UIは完全にHTMLベースになったようで、個人的には好印象。

というわけで、今後のASP.NETではWebフォームでの開発と、このMVCの開発の選択肢があるというわけですね。でもまー、「MVCはWebフォームに置き換わるものではない」そうなので、どっちの選択がベスト・チョイスなのか、というのは、その場のシチュエーションによるものらしい…(←受け売り)。


ADO.NETはいまだにVS2005ユーザーだし、LINQさえも使ってない私としては未来すぎました!(バッチ処理が多い私には、LINQは遅いし所詮無縁なテクノロジー!!というのが去年の悟り)

ADO.NET Entity Frameworkの構造はなんとなーくわかったけど。DBもそりゃ切り替えやすいでしょうけど。あのリレーションの図を書くようなところを変更するような自体になったら結局大変なんじゃん??とか思ってみたり。


Azureの話は難しすぎた!11月までは無料お試しができることだけはわかった!

あとAzureではKey-Valueストアがデフォルトで使えるのね。Key-Valueストアとかはgoogleとかで有名になっているアレでしょ?(アレってなに?)


ちなみにLTは大分面白かったデス。

シリアル通信のヒトとかも、面白すぎでしょ。あと、病名のコード化とかも、なぬなぬななぬ?!という感じ。形態素解析のようなことを病名でやるのだねぇ。…しかもSQLで。詳細はよくわからなかったけど、そーゆージャンルもあるんだ、という感じ。

ネタ的には、私よりも未来のコトを語っている後半の二人(一人はデータアクセスの歴史、も一人はSilverlightの国際化)よりも、面白かったりして。まぁ後半の若手二人の方が、プレゼン自体は上手だったけどネ!

プロバイダ考

Gigazine.netを読んでいてたまたまこんな記事が目にとまりました。

なぜ追加料金なしの格安で固定IPが利用できるのか、ユーザー目線のサービス「livedoorプロバイダ」の秘密に迫ってみた

「あら、固定IP…」と思って、読みはじめたわけですが、livedoorプロバイダのサイトにとんだらなんか公衆無線LANのことも書いてある!(←そっち?)
iPhoneになった今や、FONとか公衆無線LANにすごく興味があるわけですが(3Gで使い倒す!というのも一つのあり方ですが、Wi-Fiの方が早いですから…)。
ライブドアと契約すると
livedoorwireless(市街地に強い)+FON(住宅街に強いし海外でも使える!)
が使えちゃうのかー。
月額料金は
プロバイダ料金1,500円+フレッツ光5,000円くらい(←戸建の場合。マンションだと3,000円くらいらしい)
だとするとウチの場合6,000~7,000円くらいの見積もりですな(戸建てのフレッツは高いなー)。
ウチの場合、CATVのパック料金で賄っているので(TV+電話+ネット)、ネットだけのことを考えるとプラス2,000円ちょっとくらいの出費…。)。今より劇的に回線速度は速くなるけど、ウチの機器はほぼ無線で繋いでいるから、現状ではそこまで回線だけ早くなっても効果は薄いし。ルータはー11nで使えるけど、子機はウチの機器は今のところどれもこれも対応していませんので…。3Gの使い方にもよるけれど、かなり微妙な選択ですな。Wi-Fiのエリアが増えるのは嬉しいけれど、プロバイダの「ついで」だから嬉しいというレベルであって、現状、3Gほど広範囲なわけではありませんしね。回線+プロバイダ料金が合計5,000円程度でおさまるなら、livedoorに乗り変えもアリかなーと思いますが、2,000円以上のUPとなるとヨドバシの公衆線無線LANを申し込んだ方が安いし…。戸建のフレッツ高すぎ。(;´Д`)

ただこういうプロバイダが今後増えてきたりするのかなーとは認識しました。グローバルIPはともかく、公衆無線LANも使えまっせ!!というプロバイダは他にもありそうですね(SoftBabankもある程度は使い放題で提供していますけどね)。

2009/09/14

iPhoneことはじめ

今年の4月に、家のルータを新調・いじり倒したことも、iPhone購入の要因として大きいですね。2年契約の縛りが切れるのを待って、auからのりかえ。

iPhoneもラク~に家の無線に接続できたので、家ではつなぎ放題、ということに!!

メール

iPhoneといえば、ケータイと比較されてなんのかんのと云われているメールの設定ですが。

私はもともとGmail主体の人間だったので、とりあえずこんな具合で設定。

  • Gmailをフェッチの「手動」に設定。
  • Gmail でフィルター設定して任意のものだけ、i.softbank.jpのアドレスへ転送(私の場合、Gmailを主体で使っているので、MLやらもガンガンくるわけですが、それはリアルタイムでの着信など受け取りたくないので、フィルター設定は必須)。
  • i.softbank.jpはプッシュなので、リアルタイムで「You got a mail」が表示されるように。
  • 着信に気が付いたところで、おもむろにgmailをチェックすればよい。

もともと、前のキャリアのauでも件名着信で、本文は読むときに受信していたので、この設定だと違和感が限りなくゼロに近いですね。

ちなみにi.softbank.jpのアカウントは設定していません(というか色々やったものの、削除してみた)。

アカウントを設定する必要があるのかと思いましたが、設定しなくても、着信はくるようですね。

i.softbank.jpにはメールが溜まることにはなりますが、どーせ30日間保存なので、着信専用でまぁいいや、と割り切りました。

i.softbank.jp のアカウントを設定すると、メールのアイコンのヨコに未読件数がgmailの分とi.softbankの分が倍増して表示されるわけですが、i.softbankのアカウントを削除すると、gmailでの未読の件数のみが表示されてスッキリするわけですね。

iTunes9

バージョンアップしたら大変なコトになりました。AppleStoreが文字化けしまくりで、PCからは使い物になりません。iPhoneからアプリを落とせばいいとも思いましたが、やはり気になる…、というコトでググってみると。XPでJIS2004 対応 MS ゴシック & MS 明朝フォントパッケージをあてていると、文字化けするんですって。JIS2004…。あぁいれちまったさ!!

家ではこだわっていませんので、あっさりアンインストール作業を行いました。

手順等詳しくはこちらを参照しました。

2009/09/13

iPhoneゲット

こんにちは、今年の夏休みをスウェーデンで過ごして、モバイルに目覚めてしまったじょにですよ(?)。

これまで「モバイルなんてしないもんね」と割り切っていてケータイも使いこなしていなかったわりに、ここへきてあっさりiPhoneに乗換え──変わり身の早さに、周囲は呆れ気味。

でも!!だってねぇ?!北欧ときたらモバイル先進国ですからね。

これまで私が旅してきた国々では(トルコ、エジプト、コスタリカ、キューバetc…)、ネットカフェにはでーん!!とPCがあったのに。

北欧ときたら提供されているのは無線LANポイントだけで、実機がある場所が殆どないんですよ。非モバイラーの旅行者としてはメールチェックすらなかなかままならない事態に。しかし現地の人々を観察すれば、それぞれネットブックだのモバイルを持っていて困ってない模様。

「去年のキューバはディスプレイもCRTというレトロな世界でネット・カフェ自体殆どなかったけど、今年の旅は先進国だし…」と思って軽くみていた私が甘かった!!

今度は先進すぎて、いわゆる私が求めている「ネット・カフェ」が、ストックホルムでは存在しなかったのです。

マシンがあっても、管理人不在向けのハードからして特殊仕様・先進的すぎ(自販機でID/パスワードを発行 or クレジットカードで接続…とかそんなノリ)。

トルコやコスタリカのはカフェならば、大抵ネット・カフェには管理人がいて、A~Cのマシンは日本語入れて、B~Dのマシンは中国語担当して…とマシンごとに言語を割り振っていて、日本語使いたい旨を告げるとマシンを、どのマシンを使えと割り当ててくれたわけですよ。やっかいな外国語の旅行者にとっては、とてもフレンドリーな環境で。XPの言語環境はベンリになったもんだなーと思っていたわけです。

ところが北欧のネット・カフェは無人!XPも特殊カスタマイズ!ハードもいわゆるPCと違うネット・カフェ専用機!見るからにゼッタイ、日本語ムリ!メールなんて殆ど日本語ばっかりだから、殆ど文字化け!!

年々、国際空港ではLANのポイントのまわりにバッグパッカーだのが座り込んで自分のマシンを繋いでネットやっている姿をみかけることが増えたなー、そろそろ私もなんらかのモバイルをもつべき?──とはぼんやり去年あたりから考えてはいましたが。モバイル先進国へ行って、カルチャーショック。一気にギアが入りました。

auの2年契約がこの9月で切れるのを待って乗り換えと相成りました。…これってストックホルム症候群(違)?

2009/09/01

Opera10

これまでOpera9を利用していましたが、10の正式版がリリースされたということでバージョンアップしてみました!
普段はOperaでサーフィンして、会社ではChromeで作業、家ではFireFoxで作業、みたいな住み分けをしている、たぶんマイノリティなワタクシ。
メインのわりにバージョンアップに対して怠惰なのは、iniファイルをいじり倒しすぎて、その辺のカスタマイズをしなおすのが面倒くさいから(※iniファイルやcssをいじる気さえなくせば、Operaのバージョンアップはスムーズです。デフォルト設定のカスタマイズであれば、きちんと移行しますし。…しかし私の場合、メインだからこそいじり倒したくなるのです!)。
今回も[standard_menu.ini]が移動していて、一瞬、おろおろしましたが[ui]フォルダにちゃんといました。書き方は細々かわっているぽいけど、昔ながらの書き方でもいけるみたいですね。
ウワサのTurboは…、これってホントに速いんですかね???むしろ[無効]にしてサーフィンした方が動作が軽い気がするのは私だけ?(画像もノーマルにきれいだし。Turboを使わないデフォルトでも、以前より描画は早いと思います)
気になるUnitの機能は10.10で搭載されるようですね。

2009/08/18

全角ハイフン(U+2010)の欠落

VS2005でActiveReportsを使って開発していたら(XPPro環境デス)、住所に入っていた全角ハイフンが消えちゃった!Y(>_<、)Y

データでは「‐」(全角ハイフン)があるのに、プレビューすると消えている。──あー、そういえば以前、パンチ会社を変えたときに、師匠たちが一瞬大騒ぎしていたような記憶アリ。"たしかあのときは「-」(全角マイナス)に置換してしのいんだんだっけ?"と思いだして、デスマーチの手伝いの真っ只中ではとりあえずそれで凌ぎましたが。


徹夜明けて、落ち着いてくるとビミョーにひっかかってきたので、多少ググってみました。

すると出てきた…。

Windows Server 2008、Windows Vista、Windows Server 2003、および Windows XP で GDI+ API 関数を使用するアプリケーションを使用すると、Unicode ハイフン文字 (U+2010) が描画されない

原因

この問題が発生するのは、GDI+ が日本語の全角ハイフン (U+2010) の Unicode コード文字を描画しないためです。代わりに、GDI+ は文字をソフト ハイフン (U+00AD) として描画します。しかし、U+2010 コードは、ハイフン マイナス文字 (U+002D) として描画される必要があります。


なんだこりゃ。(-_-#)

つまりGDI+を使っているヤツではU+2010は全滅ってわけですか…。修正プログラムも出ているっぽいけど。こんなのイチイチ、マシンに入れて歩いてられないよなぁ(運用前後はバタバタしているから入れ忘れそう)。印刷レベルでは全角マイナスで頑張るしかないか。

2009/06/18

Excel MOD関数で#NUMエラー

「ExcelのMod関数(割り算の余りを求める関数)を使うとエラーがでるんだよ」という相談を受け、問題のBookをもらって眺めてみたところ。

割られる数の桁が妙に多い。

「なんかそれって怪しいなー」と思って、試しに割られる数の桁を少なくすると、ちゃんとMod関数は機能する。どうやらMod関数では、割る数が1桁の場合、おおよそ9桁前後で#NUMエラーが出てくる模様。ウーム、と思ってMod関数の割られる数の上限を求めてググってみると、MSのサイトにちゃんと原因・解決法が書いてありました。

原因は、これ

#NUM! エラーが返されるのは、以下の条件に該当する場合です。 (除数 ' * 134217728) が、数値' 以下です。

ここでいう数値'というのは、割られる数のコトですね。

たとえば1234567890 ÷ 7のケースを考えてみると、

7 × 134217728 = 939524096

割られる数1,234,567,890よりも939,524,096の方が小さいからアウト、というわけですな。

それじゃぁ桁数が大きいときに、MOD関数を使わずに余りを求めたいときはどうすりゃいいの?というのは簡単(上記のリンク先のヘルプにも書いてありますけど)。

1234567890 ÷ 7のケースで考えるならば、

1234567890 -(INT(1234567890/7)*7)

でOK。INT(1234567890/7)で商を求めて(INT関数で小数点以下を無視している)、除数で掛け算して、割る数から引けば、そりゃ余り。

2009/05/31

PDFCreator日本語問題まとめ

いろいろありましたが、まとめ、いきましょう。とりあえずPDFCreatorのverは0.9.8になります。

PDFCreator0.9.8 (日本語対応バイナリ配布)

コンパイル環境のない方の為に、やすさんからいただいたバイナリとソースをUPしておきますね。やすさん、ありがとう!

配布
  1. PDFCreator0.9.8 (日本語対応exeファイル)
    PDFCreator_0516.zip
    (MD5 : 91ae1b27a964be1cfdbd111b286e445f)
  2. 参考 PDFCreator0.9.8(上記ソース)
    Version 0.9.8_090516.zip
    (MD5 : db8944afaa2e672b31d9f66a8a473060)
使い方
  1. 本家からPDFCreator0.9.8をDLしていただき、一旦インストールします。
  2. その後、PDFCreator.exeを上記1.の日本語版exeファイルと差し替えます。
動作環境の報告

当バイナリは、W2K(SP4)/XP(SP3)での動作が確認されています。

Vista(32bit SP2)環境では、"VB6JP.DLL"をインストールする必要があるようです(これはVisual Basic 6.0 SP6あたりのランタイムを入れれば入ると思われ…)。

Ω Ω Ω

以下は上記ソースにいたるまでの解説・経緯のまとめになります。本家でバージョンアップがされたときのために…。

メニュー画面の日本語化について。

  1. PDFCreatorの文字化けをなおす…必須
  2. PDFCreatorの文字化けをなおす2…小手先
  3. PDFCreatorの文字化け問題-修正箇所発見…Vb6.0でコンパイルできるヒト向け(これで完璧に)

PDF情報の日本語入力について(※すべて、VB6.0でコンパイルできるヒト向け)

  1. PDFCreatorの日本語問題-PDF情報編2
  2. PDFCreatorの日本語問題-PDF情報編…(2)EncodeCharsについての部分のみ利用してください

2.の記事にある「(1)ReplaceEncodingCharsについて」は不完全だということがわかりましたので、以下がやすさんの差し替えソースです。

[Common]-[modPDF.bas]

Public Function ReplaceEncodingChars(Str1 As String) As String
'---ErrPtnr-OnError-START--- DO NOT MODIFY ! ---
On Error GoTo ErrPtnr_OnError
'---ErrPtnr-OnError-END--- DO NOT MODIFY ! ---
50010  Dim i As Integer, tStr As String
'---2009/05/16-START--- by yasu
       Dim bStr() As Byte
       Dim j, k As Integer
'---2009/05/16-End--- by yasu
50020  tStr = ""
50030  ' First we look for oct encoding chars
'---2009/05/16-START--- by yasu
'50040  For i = 127 To 255
'50050   Str1 = Replace$(Str1, "\" & Oct$(i), Chr$(i))
'50060  Next i
50070  ReplaceEncodingChars = Str1

        j = 0
        ReDim bStr(Len(Str1))
        For i = 1 To Len(Str1)
        Do
            If Mid$(Str1, i, 1) <> "\" Then
                bStr(j) = AscB(Mid$(Str1, i, 1)): j = j + 1
            Else
                If i <> Len(Str1) Then
                    If Mid$(Str1, i + 1, 1) Like "[\{}()]" Then
                        bStr(j) = AscB(Mid$(Str1, i + 1, 1)): j = j + 1: i = i + 1
                        Exit Do
                    End If
                End If
                If Len(Str1) - i > 3 Then
                    For k = 1 To 3
                        If Not Mid$(Mid$(Str1, i + 1, 3), k, 1) Like "[0-9]" Then
                            Exit For
                        End If
                    Next
                    If k = 4 Then
                        bStr(j) = CByte("&O" & Mid$(Str1, i + 1, 3)): j = j + 1: i = i + 3
                    Else
                        bStr(j) = AscB(Mid$(Str1, i, 1)): j = j + 1
                    End If
                Else
                    bStr(j) = AscB(Mid$(Str1, i, 1)): j = j + 1
                End If
            End If
        Loop Until 1
        Next
        tStr = StrConv(bStr, vbUnicode)
'---2009/05/16-End--- by yasu
50080  ' Second we look for hex encoding chars
50090  If Len(Str1) >= 4 Then
50100   If Mid$(Str1, 1, 1) = "<" And Mid$(Str1, Len(Str1), 1) = ">" Then
50110    If Len(Str1) Mod 2 = 0 Then
'---2009/05/16-START--- by yasu
          ReDim bStr((Len(Str1) - 2) / 2)
'---2009/05/16-END---
50120     For i = 2 To Len(Str1) - 1 Step 2
50130      If IsNumeric("&H" & Mid$(Str1, i, 2)) = True Then
50140        If CByte("&H" & Mid$(Str1, i, 2)) > 255 Then
50150          Exit Function
50160         Else
'---2009/05/09-START--- by yasu
               bStr((i - 2) / 2) = CByte("&H" & Mid$(Str1, i, 2))
'50170          tStr = tStr & Chr$(CByte("&H" & Mid$(Str1, i, 2)))
'---2009/05/09-END--- by yasu
50180        End If
50190       Else
50200        Exit Function
50210      End If
50220     Next i
'---2009/05/09-START--- by yasu
          tStr = StrConv(bStr, vbUnicode)
'---2009/05/09-END--- by yasu
50230    End If
50240   End If
50250  End If
50260  If Len(tStr) > 0 Then
50270   ReplaceEncodingChars = tStr
50280  End If
'---ErrPtnr-OnError-START--- DO NOT MODIFY ! ---
Exit Function
ErrPtnr_OnError:
Select Case ErrPtnr.OnError("modPDF", "ReplaceEncodingChars")
Case 0: Resume
Case 1: Resume Next
Case 2: Exit Function
Case 3: End
End Select
'---ErrPtnr-OnError-END--- DO NOT MODIFY ! ---
End Function

後半だけでなく、前半の8進変換もどきもバイト配列に一端いれてから日本語変換する必要があったようです。

前段の8進もどきで一体なにをやっているかといいますと…。

たとえば「\203R\203\201\203\223\203g\202\360\223\212\215e」を日本語にすると「コメントの投稿」となるわけですが。「\203R」の「\数値3桁」を16進数に変換、アルファベットをASCIIの16進数に変換すると「83 54」。これはS-JISでの「コ」…。以下略。──という具合に日本語に変換していかなくてはならないわけですよ。数値にアルファベットと入り交ざっているこいつらを一端16進数に戻して、S-JISに変換する、という流れ。

引数で受け取る値を見ても、一見「!?」という感じですし、暗号でも見ている気分でしたよ。やすさんスゴイ!!ヽ(´ー`)ノ

2009/05/18

PDFCreatorの日本語問題-PDF情報編2

やすさんのUPしてくださったソースと比較して、日本語(マルチバイトの文字列)が混ざると、PDFを[保存]できない原因がわかりました。

[保存]できない現象に対しての、修正箇所は

[Common]-[modCDlg.bas]-[SaveFileDialog]

もともとこのモジュールではOPENFILENAMEに対して下記のようにセットしていますが。

オリジナル

50160  With ofn
50170   .nStructSize = Len(ofn)
50180   .hWndOwner = hwnd
50190   .sFilter = tFil
50200   .nFilterIndex = FilterIndex
50210   .sFile = InitFilename & Space$(1024) & vbNullChar & vbNullChar
50220   .nMaxFile = Len(.sFile)
50230   .sDefFileExt = DefaultFileExtension & vbNullChar & vbNullChar
50240   .sFileTitle = vbNullChar & Space$(512) & vbNullChar & vbNullChar
50250   .nMaxTitle = Len(ofn.sFileTitle)

50260   If InitDir = vbNullString Then
50270     .sInitialDir = GetPDFCreatorApplicationPath & vbNullChar & vbNullChar
50280    Else
50290     .sInitialDir = InitDir & vbNullChar & vbNullChar
50300   End If
50310   .sDialogTitle = DialogTitle
50320   .Flags = Flags
50330  End With

OPENFILENAME構造体は、


.nMaxFile   :ファイル名のバッファのサイズを設定

.nMaxFileTitle :フルパス用のバッファのサイズを設定


ですので、オリジナルのようにLenで計算している(行番号07.、10.)と、マルチバイトの文字列が入るとおかしくなっちゃうんですねー。

というわけで、下記のようにLenBにあらためます。

修正後

50160  With ofn
50170   .nStructSize = Len(ofn)
50180   .hWndOwner = hwnd
50190   .sFilter = tFil
50200   .nFilterIndex = FilterIndex
50210   .sFile = InitFilename & Space$(1024) & vbNullChar & vbNullChar
'50220   .nMaxFile = Len(.sFile)
50220   .nMaxFile = LenB(.sFile)  
50230   .sDefFileExt = DefaultFileExtension & vbNullChar & vbNullChar
50240   .sFileTitle = vbNullChar & Space$(512) & vbNullChar & vbNullChar
'50250   .nMaxTitle = Len(ofn.sFileTitle)
50250   .nMaxTitle = LenB(ofn.sFileTitle)

50260   If InitDir = vbNullString Then
50270     .sInitialDir = GetPDFCreatorApplicationPath & vbNullChar & vbNullChar
50280    Else
50290     .sInitialDir = InitDir & vbNullChar & vbNullChar
50300   End If
50310   .sDialogTitle = DialogTitle
50320   .Flags = Flags
50330  End With

この部分を修正すると無事、マルチバイトの文字列が入っていても、[保存]できるようになりますねぇ。

ちなみに[ReplaceEncodingChars]については、前回の16進変換の修正のみのモジュールのままでも、とりあえずのところは動きました(←そして8進変換の役割が、相変わらず、わかっていないじょにでした。[\XXX]の8進数を文字に置換しているのはわかっていても、「何故変換するのか。なにが入ってきて、どう変換すべきなのか」というそもそもの役割とかが見えきていないッス・泣)。

String型の連結-VBA編

今回は「VB6.0やVBAだとこういう書き方もアリなんだー」という、個人的には目から鱗ネタです。下記のソース、(1)と(2)、どちらが速いか?というわけですね。

(1)
For i = 0 To lngMax
    strText1 = strText1 & "あいうえおかきくけこさしすせそ"
Next
(2)
For i = 0 To lngMax
    strText2 = strText2 & "あいうえおかきくけこさしすせそ"
    If Len(strText2) > 3000 Then strText1 = strText1 & strText2: strText2 = vbNullString
Next
If Len(strText2) Then strText1 = strText1 & strText2

(1)の方が一般的な書き方だと思いますが、この場合、(2)の方が圧倒的に速いのです。

結果

(1):343 ミリ秒

(2):16 ミリ秒

※Acceess2003で実験

VB6.0のString型は値型なので文字列を追加する度に、データの文字列をコピーしているわけですね。コピーするものが、長ければ長いほど、コピーの作業にコストがかかる。

ひるがえって(2)ではstrText2にちまちま文字列を追加して、 If Len(strText2) > 3000 のタイミングでstrText1に突っ込んで、strText2をカラッポにしてまた文字列をためていく。その方が、長い文字列をコピーする回数が激減して、処理が速くなるというわけなんですね(ちなみに.Netだとstring型は一応参照型なので、文字列をセットする度にコンストラクタが発生している様子でVB6.0/VBAどころではない負荷を、もはや「体感」として感じます。なのでStringBuilderのインデクサで対応)。

サンプルソース

フォームにtxtDATAという名前のテキストボックスを作って、そこにタイムを表示する。clsTimerMMクラスは「時間経過計測クラス‐VBA編」参照。

Dim clsTimerMM As clsTimerMM
Dim strTextMsg As String
'************************
Dim strMsg As String
Dim strText1 As String
Dim strText2 As String
Dim lngMax As Long
Dim i As Long
'************************
Set clsTimerMM = New clsTimerMM
strMsg = "あいうえおかきくけこさしすせそ"

lngMax = 10000
'************************
clsTimerMM.SetStartDate
For i = 0 To lngMax
    strText1 = strText1 & strMsg
Next
strTextMsg = "(1):" & clsTimerMM.ElapsedTime & vbCrLf
Me.txtText1.Value = strText1 & vbCrLf
strText1 = vbNullString
'************************
clsTimerMM.SetStartDate
For i = 0 To lngMax
    strText2 = strText2 & strMsg
    If Len(strText2) > 3000 Then strText1 = strText1 & strText2: strText2 = vbNullString
Next
If Len(strText2) Then strText1 = strText1 & strText2
strTextMsg = strTextMsg & "(2):" & clsTimerMM.ElapsedTime & vbCrLf
Me.txtText2.Value = strText1 & vbCrLf

Me.txtDATA.Value = strTextMsg
Set clsTimerMM = Nothing

2009/05/15

情報セキュリティEXPO

情報セキュリティEXPO行ってきましたー。行った方も多いんじゃないでしょうかね。…かくいう私の親友も、すれ違いで昨日、出展者側で受付壌とかやっていた気配があったりするわけですが(笑)。

展示会をのぞくのは1年ぶり?くらいで、楽しかったです。以下ざっくりレポ。

資産管理と情報漏えい

情報漏えい対策ツール、色々なソフトが出回っていますけど。今や資産管理とかと連動しているんですね!──というのが、ちょっとしたオドロキでした。道理といえば道理ですけど、アタマいー。

棚卸作業はいまやUSBメモリまで!という感じで、USBメモリからの情報漏えいも多いわけだからそりゃそーだよね、と思いつつ、「ほへー!」という感じでした。

ちなみに情報システム部でもない私が、何故棚卸ジャンルを気にするかというと、部内のマシン各種・ライセンス管理を不本意ながらこの数年やっているからです。これが大変面倒くさい!(てゆーか、持ち回りにして!大変さや仕組みがわかれば、不届きモノも減るだろうから)

毎回、大捜索をしたり(勝手に返すな)、発見したりしながら(ちゃんと管理人に言ってよ!)、ヘトヘトの思いで足で稼いでいるわけです。存在するものだけでも予めリストになっていたら、どれだけラクなことか…。

そんなこんなの思惑もあって「こういうソフトがあれば少しはラクチンなんじゃないかなぁ」と未練タラタラで、ブースのヒトに根堀り葉掘り…。

でもよく考えると社内で既に導入済みLanScopeでもこのテの情報をとっているハズだよなー…。以前、工場で、未登録のUSBをマシンに刺したら、管理者がとんできたことがあったし。ということは、情報システムのヒトがウチの部に情報くれてないだけ or ウチの部の上司がそういうことを考えもつかずにスルーしているだけなのかも(でも情報システムのヒトにはLanScope情報から、ぜひとも棚卸リストに情報を反映させるところを作ってほしいわー…)。

ちなみにMacはこのテのソフトは対応していないものが多いみたいですね。「Macは仕様をなかなか公開したがらないから開発しづらいんですよ」みたいなコトを言ってました(ホント?)。

MacからLinuxまで、ぜーんぶまとめて一括管理できたら、ベンリなんですけどねー。

WAF

って、今日まで知りませんでした。そういうジャンルがあるんですね。(;´Д`)

ざっくりとしたプレゼンを聞いて、「機械的なSQLインジェクション攻撃とかにはある程度はこのテのソフトで対応する、というのは可能だろうしアリかもねー」とは思いました(やばそうな既存案件とか。いまさら改修もおっつなさそうな案件とかで)。

ちょっと興味がわいて、他にも類似ソフトがあるかと思って探してみたわけですが、最初の1社以外のものは見つけられませんでした。情報セキュリティの展示会なのに!…このジャンル、流行っているんですか?そうでもないんですか?そもそもまともに開発していれば、不要ですか?

トレンドマイクロ

なんの気なしに覗いて見たわけですが。プレゼンしていたヒト、玉木宏に似ていませんでしたか?!

完全別行動だったものの、同期も会場にいることは知っていたので、「ちょっと似ているんだけど!」とメールしたら、「見たいー!でもセミナー尽くしで抜け出せない」と返信がきました。わはは、みたいよね、やっぱり。

ちなみに肝心のプレゼン内容は、クラウド、クラウド言っていましたが、SaaSタイプのセキュリティソフトってところでしょうかね。パターンファイルとかで対応するアンチウイルスソフトだと、パターンが増えるにつれ、日々、負担も増えるし。SaaSとセキュリティソフトは相性がいいかもね。…ま、ネットがつなげないときは動かない、ってコトですが。ネットでつなげないとなると、メディア経由でのセキュリティに限定されてくるわけですからね。

yarai

パターンファイルに縛らないソフトはこれだ!

昨日、こんな記事を読んだばかりだったので、チラッと野次馬。…地味なブースでした(余計なお世話)。

▲ウイルスバスターだともう少し安く、しかも1ライセンスで3台に入れられるんだよなー…。

カスペルスキー

「おぉぉ、なんだかパッケージで見たコトあるカオだ!」と思ったら、ユージン・カスペルスキー氏が来日して講演していた!──というわけで、早速、潜り込み(ミーハーだから)。

ウイルスバスターから他のソフトに乗り換えようかなぁと、思っているわけですが。カスペルスキーもいいなぁ。…高いけど。

IPA

ついつい情報セキュリティEXPOに長居してしまいましたが、同時開催のソフトウェア開発環境展の方ものぞいてきました。しかしIPAがザクザク、ブース内でセミナーをやっているのが目に付いて、そこで足止め。IPA監修の「データ白書」ももらってきました。

「データ白書」の収集データは国内20社から収集したプロジェクト・データの実績。プロジェクトの特性(開発種別、業種、業務、アーキテクチャ、主言語など)、システム規模、工期、工数などの分布図なんかが載っています。グラフや散布図を眺めているだけでも、意外と面白いです。まー個人的にそんなに興味があるジャンルってわけではないんですが、否が応でもかかわってくる話ですし、「体感」としても理解できますからね。

「データ白書」をソフト化したものが「プロジェクト診断診断ツール」ってことになるようです(登録して、自分のプロジェクト実績を入れると、20社のデータをベンチマークに評価してくれるらしい)。

ちなみに、本日最後にゲットしたこの「データ白書」が結構重くて、色んなものを捨ててきました…。( ‥)

2009/05/14

Function対決-VBA編

うーん、これも道理といば道理。さらに言えばC#を書きはじめるまで、ファンクションの返り値にこういう条件式をつっこむ、という書き方はしなかったんですけれど(なぜならVBで書くと、なんでも「=」で不気味だから)。

わざわざif文で評価してから返すよりも、ダイレクトに評価してしまった方が、当然処理は速いですものネ。…ま、Functionの中身はかなり短いロジックにならざるをえませんので需要があるかどうかはビミョーですが。とりあえず、速度対決。

(1)

Private Function IsTestTrue01(ByVal a As Long) As Boolean
If (a Mod 2 = 0) Then
    IsTestTrue01 = True
Else
    IsTestTrue01 = False
End If
End Function

(2)

Private Function IsTestTrue02(ByVal a As Long) As Boolean
IsTestTrue02 = (a Mod 2 = 0)
End Function

結果

(1):1756 ミリ秒

(2):1588 ミリ秒

※Access2003で実験

サンプルソース

フォームにtxtDATAという名前のテキストボックスを作って、そこにタイムを表示する。clsTimerMMクラスは「時間経過計測クラス‐VBA編」参照。

Dim clsTimerMM As clsTimerMM
Dim i As Long
Dim lngMax As Long
Dim strMsg As String

Set clsTimerMM = New clsTimerMM
lngMax = 10000000

'************************
clsTimerMM.SetStartDate
For i = 0 To lngMax
    Call IsTestTrue01(i)
Next
strMsg = "(1):" & clsTimerMM.ElapsedTime & vbCrLf
'************************
clsTimerMM.SetStartDate
For i = 0 To lngMax
    Call IsTestTrue02(i)
Next
strMsg = strMsg & "(2):" & clsTimerMM.ElapsedTime & vbCrLf

'************************
Me.txtDATA.Value = strMsg
Set clsTimerMM = Nothing

2009/05/12

And と Ifのネスト対決-VBA編

これはまぁ意外性はないんですけど、とりあえず測定だけはしておこうかと。

.Netだったら。VBではAndAlso、C#では&&とかが使えるんですけど、VBAでは使えませんものね。

というわけで、またの名を、And v.s AndAlso ってコトですかね?!これをVBAではAnd とIfのネスト構造で再現して対決します。

(1)If IsCheck(i) And IsCheck(i + 1) Then

(2)If IsCheck(i) Then if IsCheck(i + 1) Then

結果

(1):3436 ミリ秒
(2):2563 ミリ秒

※Access2003で実験

サンプルソース

フォームにtxtDATAという名前のテキストボックスを作って、そこにタイムを表示する。clsTimerMMクラスは「時間経過計測クラス‐VBA編」参照。

Dim ClsTimerMM As ClsTimerMM
Dim strTextMsg As String
'************************
Dim lngMax As Long
Dim i As Long
'************************
Set ClsTimerMM = New ClsTimerMM
lngMax = 10000000

'************************
ClsTimerMM.SetStartDate
For i = 0 To lngMax
    If IsCheck(i) And IsCheck(i + 1) Then
    End If
Next
strTextMsg = Left("If IsCheck(i) And IsCheck(i + 1) Then" & String(50, " "), 50) & ":" & ClsTimerMM.ElapsedTime & vbCrLf
'************************
ClsTimerMM.SetStartDate
For i = 0 To lngMax
    If IsCheck(i) Then
        If IsCheck(i + 1) Then
        End If
    End If
Next
strTextMsg = strTextMsg & Left("If IsCheck(i) Then If IsCheck(i + 1) Then" & String(50, " "), 50) & ":" & ClsTimerMM.ElapsedTime & vbCrLf
'************************

Me.txtDATA.Value = strTextMsg
Set ClsTimerMM = Nothing
Private Function IsCheck(ByVal intChk As Long) As Boolean
 IsCheck = (intChk Mod 2 = 0)
End Function

2009/05/11

空文字チェック対決-VBA編

VBAで空文字("")をチェックするときの速度1千万回対決。とりあえず、Nullは空文字ではないので除外。

結果

strData = "あいうえおかきくけこさしすせそ"
If strData = "" Then          :517 ミリ秒
If Len(strData) = 0 Then      :230 ミリ秒
If LenB(strData) = 0 Then     :234 ミリ秒

strData = "0123456789abcdefg"
If strData = "" Then          :516 ミリ秒
If Len(strData) = 0 Then      :270 ミリ秒
If LenB(strData) = 0 Then     :234 ミリ秒

※LenとLenBの速度差は、なんだか色々フクザツです。

strDataに「あいうえお」等が入っていると、Len/LenBの速度差の順位は、状況によってはひっくりかえったりしてマチマチ。「0123abcd」などの文字列のときは、何度やってもにLenBが早くなります。何故かはいまのところ不明。

サンプルソース

フォームにtxtDATAという名前のテキストボックスを作って、そこにタイムを表示する。clsTimerMMクラスは「時間経過計測クラス‐VBA編」参照。

Dim ClsTimerMM As ClsTimerMM
Dim strTextMsg As String
'************************
Dim strData As String
Dim strGet As String
Dim lngMax As Long
Dim i As Long
'************************
Set ClsTimerMM = New ClsTimerMM
strData = "あいうえおかきくけこさしすせそ"
'strData = "0123456789abcdefg"
strTextMsg = "strData:" & strData & vbCrLf
lngMax = 10000000
'************************
ClsTimerMM.SetStartDate
For i = 0 To lngMax
    If strData = "" Then
    End If
Next
strTextMsg = Left("If strData = """" Then" & String(30, " "), 30) & ":" & ClsTimerMM.ElapsedTime & vbCrLf
'************************
ClsTimerMM.SetStartDate
For i = 0 To lngMax
    If Len(strData) = 0 Then
    End If
Next
strTextMsg = strTextMsg & Left("If Len(strData) = 0 Then" & String(30, " "), 30) & ":" & ClsTimerMM.ElapsedTime & vbCrLf
'************************
ClsTimerMM.SetStartDate
For i = 0 To lngMax
    If LenB(strData) = 0 Then
    End If
Next
strTextMsg = strTextMsg & Left("If LenB(strData) = 0 Then" & String(30, " "), 30) & ":" & ClsTimerMM.ElapsedTime & vbCrLf
'************************
Me.txtDATA.Value = strTextMsg
Set ClsTimerMM = Nothing

$マークつきの関数について-MidとMid$関数対決

今回、PDFCreatorのソースをみていて気になったのがやたらと出てくる$マーク。UCase$とかOct$とかChr$とかMid$とかがものすごーく気になっていたわけですよ。ググってもひっかかりにくいし、VB6.0のヘルプは手元にないし、でもどうやらフツーに$記号ナシのUcaseやらMidと同じ動作をする。

悶々と々としていたのですが、ちょっと別のコトを調べていたら、スゴい記述をみつけてしまいました。英文サイトのFaster Visual Basic Programs

マジでー?!

$マークつけた方が、処理早いの??? Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)

Midの返り値はvariantなのに対して、Mid$の返り値はString型だから、という理由にはナットクしたものの、Mid$なんて隠し玉の存在を知りませんでした。$で文字列を返すというのは、Basicの名残っぽいですよね。

「….Netでも実験してみよー!」と一瞬、思ったものの、.Netに移行してから、Mid関数とかあんまり使わないかなぁ。(´・ω・`)

私の今の行動範囲で現実的にこの知識を生かせるのってむしろVBA?──というわけでAccess2003で実験してみました。


まずはMidとMid$対決の一千万回対決。

MID$の方がちょっと速いですね。

結果

MID :3277 ミリ秒

MID$:3011 ミリ秒

サンプルソース

フォームにtxtDATAという名前のテキストボックスを作って、そこにタイムを表示する。clsTimerMMクラスは「時間経過計測クラス‐VBA編」参照。

Dim ClsTimerMM As ClsTimerMM
Dim strTextMsg As String
'************************
Dim strData As String
Dim strGet As String
Dim lngMax As Long
Dim i As Long
'************************
Set ClsTimerMM = New ClsTimerMM
strData = "あいうえおかきくけこさしすせそ"
lngMax = 10000000
'************************
ClsTimerMM.SetStartDate
For i = 0 To lngMax
    strGet = Mid(strData, "5", 1)
Next
strTextMsg = "MID :" & ClsTimerMM.ElapsedTime & vbCrLf
'************************
ClsTimerMM.SetStartDate
For i = 0 To lngMax
    strGet = Mid$(strData, "5", 1)
Next
strTextMsg = strTextMsg & "MID$:" & ClsTimerMM.ElapsedTime & vbCrLf
'************************

Me.txtDATA.Value = strTextMsg
Set ClsTimerMM = Nothing

参考

同類な関数

Chr ChrB CurDir Dir Format Hex Input InputB LCase Left LeftB Mid MidB Oct Right RightB RTrim Space Str String Trim UCase

時間経過計測クラス‐VBA編

いろいろAccessで測定してみたくなったので、まずは測定クラスの作成。

VBA単独はではミリ秒を測れないようなので、API関数を利用。

ClsTimerMM

Option Compare Database
Option Explicit

'============================
' ミリ秒 で経過時間を計測
'============================

Private Declare Function timeGetTime Lib "winmm.dll" () As Long
Public StartTime As Variant

Public Sub SetStartDate()
StartTime = timeGetTime()
End Sub
Public Function ElapsedTime() As String
ElapsedTime = (timeGetTime() - StartTime) & " ミリ秒"
End Function

そしてオマケで、hh時間nn分ss秒での計測バージョン。

ClsTimer

Option Compare Database
Option Explicit
'============================
' hh時間nn分ss秒 で経過時間を計測
'============================

Private StartDate As Variant
Public Sub SetStartDate()
StartDate = Now
End Sub
Public Function ElapsedTime() As String
ElapsedTime = Format(Now - StartDate, "hh時間nn分ss秒")
End Function

2009/05/10

PDFCreatorの日本語問題-PDF情報編

「PDFCreatorの文字化け問題-修正箇所発見」のやすさんのコメント欄からの記事になります。

PDFCreatorは家使いなのでそこまで使いきっている感じでもなく、これまで私は素通りしていましたが。PDFCreatorは印刷時のPDF情報を設定する際、日本語が混じっているとその部分はスルーする、という現象があるのですね。日本語を入れるとはじかれる、無視される…。

私の場合、家にはVB6.0環境がないので、とりあえず、やすさんのコメント欄とソースコードを頼りにロジックのみ考えてみました。

ちなみに問題のモジュールを含む本家オリジナルのソースはこちら

(1)ReplaceEncodingCharsについて

やすさんの修正案のコードの全貌。

Public Function ReplaceEncodingChars(Str1 As String) As String
'---ErrPtnr-OnError-START--- DO NOT MODIFY ! ---
On Error GoTo ErrPtnr_OnError
'---ErrPtnr-OnError-END--- DO NOT MODIFY ! ---
50010  Dim i As Integer, tStr As String
50011  Dim bStr() As Byte
50020  tStr = ""
50030  ' First we look for oct encoding chars
50040  For i = 127 To 255
50050   Str1 = Replace$(Str1, "\" & Oct$(i), Chr$(i))
50060  Next i
50070  ReplaceEncodingChars = Str1
50080  ' Second we look for hex encoding chars
50090  If Len(Str1) >= 4 Then
50100   If Mid$(Str1, 1, 1) = "<" And Mid$(Str1, Len(Str1), 1) = ">" Then
50110    If Len(Str1) Mod 2 = 0 Then
50111     ReDim bStr((Len(Str1) - 2) / 2)
50120     For i = 2 To Len(Str1) - 1 Step 2
50130      If IsNumeric("&H" & Mid$(Str1, i, 2)) = True Then
50140        If CByte("&H" & Mid$(Str1, i, 2)) > 255 Then
50150          Exit Function
50160         Else
'50170     tStr = tStr & Chr$(CByte("&H" & Mid$(Str1, i, 2)))
50170          bStr((i - 2) / 2) = CByte("&H" & Mid$(Str1, i, 2))
50180        End If
50190       Else
50200        Exit Function
50210      End If
50220     Next i
50221     tStr = StrConv(bStr, vbUnicode)
50230    End If
50240   End If
50250  End If
50260  If Len(tStr) > 0 Then
50270   ReplaceEncodingChars = tStr
50280  End If
'---ErrPtnr-OnError-START--- DO NOT MODIFY ! ---
Exit Function
ErrPtnr_OnError:
'---ErrPtnr-OnError-END--- DO NOT MODIFY ! ---
End Function

ReplaceEncodingCharsの役割としては、

  1. 引数には、バイナリの文字列が渡される。
     たとえば「<82E282B782B382F182B182F182CE82F182CD8142>」こんな文字列を引き渡される。
  2. 返り値としては、日本語の文字列を返せばOK。

という関数なわけですね?(コードから推測…)

だとすると、やすさんの修正案通り、バイトの配列を一端作る流れが妥当だと私も思います。

いまのところ、敢えて修正案を出すなら

50130      If IsNumeric("&H" & Mid$(Str1, i, 2)) = True Then
50140        If CByte("&H" & Mid$(Str1, i, 2)) > 255 Then
50150          Exit Function
50160         Else

あたりの分岐はコメントアウトしちゃっていいんじゃないの?と思ったくらいでしょうか。「なんかもー、どうせバイト変換できないときに抜けちゃうなら、エラー処理でいいんじゃないの?」と思うので…。

それにしてもオリジナルのコードは明らかにおかしいですよね。2桁ずつゲットして文字変換されても、マルチバイトな言語では明らかに困るだろう。(;´Д`)

(2)EncodeCharsについて

やすさんの修正案のコードの全貌。

Public Function EncodeChars(ByVal CodePage As eCodePage, ByVal Str1 As String) As String ' UTF-16, UTF-8 conversion
'---ErrPtnr-OnError-START--- DO NOT MODIFY ! ---
On Error GoTo ErrPtnr_OnError
'---ErrPtnr-OnError-END--- DO NOT MODIFY ! ---
50010  Dim i As Long, tStr As String, Size As Long, buffer() As Byte, c As Long, tL As Long
50020
50030  If LenB(Str1) = 0 Then
50040   Exit Function
50050  End If
50061  Select Case CodePage
        Case eCodePage.CP_NoEncoding
50080    EncodeChars = "(" & Str1 & ")"
50090   Case eCodePage.CP_UTF8
50100    For i = 1 To Len(Str1)
50110     c = AscW(Mid$(Str1, i, 1))
50121     Select Case c
           Case 0 To &H7F&
50140       tStr = tStr & String(2 - Len(Hex(c)), "0") & Hex(c)
50150      Case &H80& To &H7FF&
50160       tL = &HC0& Or ((c And &H3FC0&) \ &H40&)
50170       tStr = tStr & String(2 - Len(Hex(tL)), "0") & Hex(tL)
50180       tL = &H80& Or (c And &H3F&)
50190       tStr = tStr & String(2 - Len(Hex(tL)), "0") & Hex(tL)
50200      Case &H800& To &HFFFF&
50210       tL = &HE0& Or ((c And &HF000&) \ &H1000&)
50220       tStr = tStr & String(2 - Len(Hex(tL)), "0") & Hex(tL)
50230       tL = &H80& Or ((c And &HFC0&) \ &H40&)
50240       tStr = tStr & String(2 - Len(Hex(tL)), "0") & Hex(tL)
50250       tL = &H80& Or (c And &H3F&)
50260       tStr = tStr & String(2 - Len(Hex(tL)), "0") & Hex(tL)
50270     End Select
50280    Next i
50290    EncodeChars = "<BFBBEF" & tStr & ">"
50540   Case eCodePage.CP_UTF16
50550    For i = 1 To Len(Str1)
50560     c = AscW(Mid$(Str1, i, 1))
'50570     tStr = tStr & String(4 - Len(Hex(c)), "0") & Hex(c)
50570     tStr = tStr & Right("0000" & Hex(c), 4)
50580    Next i
50590    EncodeChars = "<FEFF" & tStr & ">"
50600  End Select
'---ErrPtnr-OnError-START--- DO NOT MODIFY ! ---
Exit Function
ErrPtnr_OnError:

'---ErrPtnr-OnError-END--- DO NOT MODIFY ! ---
End Function

引数でエンコーディング、及び文字列を渡して、引数で決めたエンコーディングの16進を返すファンクションですね(eCodePageはEnumで、CP_NoEncoding/CP_UTF8/CP_UTF16の三択です)。

AscWが負の値のとき(たとえば「髙」とか)、オリジナルのコードだとHex(c)に「FFFF9AD9」などアタマ4桁に余計なコードがついて16進数を返せなくなくなりますね。36行目を

50560 c = CLng("&H" & Hex(AscW(Mid$(Str1, i, 1))))

このように修正すれば、どうにか…、という感じですけど。

やすさんのRight関数を使っての4桁取得が妥当ですよね。エレガントだし、これはこれで完成っぽいですね。


やすさんへ

いろいろネタ的には初めて尽くしで、すごく勉強になりました!ありがとうございます。

(1)の方は、根本的にこれ以上のロジックが私のアタマで浮かぶか怪しいですが、しばらく考えてみます。

もともとどこかでbyteの配列をゲットしているチャンスがあるんだから、そのままどーにかならなかったの?とか思わなくもありませんが。そこまで手を広げていくと、収拾つかなくなっていきそうですよね…。

いやー、それにしてもこうしてみてみると、つくづくと面白いですね!(←だんだんノってきた) +。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚

ソースコードのハイライト-業務連絡

久しぶりにサンプルソースを書いていて、気になりだしたのがソースのハイライト・ツール。

これまでgoogle-code-prettifyを利用していたわけですが、VBのソースのハイライトが美しくないので以前から気になってはいたのですよ。

どれどれと思って本家をのぞいてみたら、だいぶバージョンアップされていました。「早速、使ってみよう」と思って、javascriptやcssのアップロード先として便利に使っていたGoogleのPageCreatorに行ってみたら…。

えーっ! Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)

Google Page Creator is no longer accepting new sign-ups.

お前もか、ブルータス(←GoogleNotebook愛好家)。

PageCreatorの類似品としてgにはSiteができたもんねー。SiteはSiteで結構便利機能満載なんですが、プレーンなjavascriptとかのアップロードはできないんですねよね。…多分、コンテンツは作らないのに、データだけおいて、外から呼びだしている私みたいな輩がいるから?(´・ω・`)

というわけで現在ログインはできても、更新作業ができないPageCreator。立ち退きムード満載ですね。

他にゆくあてもないので、ソース類は諦めてガジェットに突っ込むことにしました。

そしてついでなので思い切ってSyntax Highlighterへ浮気することにしました。

なぜなら行番号を出すのも簡単で、「view plane」のモードまであって実に高機能だから。

でもちょっと、「ついで」にしては思い切りすぎだったかな。(ーoー)y~~~

言語ごとにclassをつけていくのが面倒くさかったよ。VB系にC#、ColdFusionにJavaFXにコマンド系。正直、どの言語を当てればOKなのかわからないものもちらほらあったりして、その点はprettyprintはテキトーすぎてラクチンでしたねぇ。

追記:<br />タグ問題

Syntax Highlighterを導入したら、私は今後もう使わないかも…なマクロのサンプルソース、「EmEditorのマクロ 選択範囲へ改行タグ」で、ダブルクオーテーションに囲まれた<br />がどーしても表示でず、改行されてしまった(リンク先、サンプルソースの23行目とか30行目)。

「google-code-prettifyのときはヘーキだったのにー?!!コードとしてのbrで、しかもタグは16進数も使っているのに改行されちまうのさー!?」とモヤモヤとしていたら。

本家のこの記事みてなんとなーくわかっちゃった。ウチの場合、改行キー等、全部タグは手打ち(私の場合エディタのマクロ…)なので、むしろdp.SyntaxHighlighter.BloggerMode();の1行は不要なのですよ。なので、この一文をコメントアウト。するとどうやらうまくいったような気がします。…それとも他で影響でるかな?(ΦωΦ) 

2009/05/08

PDFCreatorの文字化け問題-修正箇所発見

昨日に引き続き、ソースを見ていたらキャラセット問題は解決したので、「記事を書こうかなー」と思っていたところ、前回の記事のコメント欄で匿名さんからまさに同じ結論がくだされていて笑いました。本日私が修正したソースとあまりに同じ結果でしたので。…行番号まで(w)

匿名さんのおっしゃる通り、標準モジュール([Common])の[modGeneral2]-[SetFrame]を下記のように書き換えれば(13、14行目を追加すればOK。フォントサイズも変更したければ、匿名さんのコメントどおり、11行目を「50070 ctl.Font.Name = Options.ProgramFont」に変更)、日本語表示はどーにかなります。とゆーか、キャラセット問題は全面解決しそうな予感…。未確認ですが、現状だと欧文以外は多分全部文字化けしていると思うんですよね。

Public Sub SetFrame(ByRef ctl As Control, Optional TempOptionsDesign = -1)
'---ErrPtnr-OnError-START--- DO NOT MODIFY ! ---
On Error GoTo ErrPtnr_OnError
'---ErrPtnr-OnError-END--- DO NOT MODIFY ! ---
50010  Dim tOD As Long
50020  If TempOptionsDesign > -1 Then
50030    tOD = TempOptionsDesign
50040   Else
50050    tOD = Options.OptionsDesign
50060  End If
50070  ctl.Font.Size = 10
'-----------------// 追加ここから //------------------------
50071  ctl.Font.Name = Options.ProgramFont
50072  ctl.Font.Charset = Options.ProgramFontCharset
'-----------------//  ここまで  //------------------------
50080  ctl.TextShaddowColor = &HC00000
50090  If ComputerScreenResolution <= 8 Or tOD = 1 Then
50100    ctl.UseGradient = False: ctl.Caption3D = [Flat Caption]
50110    If UCase$(ctl.Name) = "DMFRADESCRIPTION" Then
50120      ctl.BarColorFrom = vbRed
50130     Else
50140      ctl.BarColorFrom = vbBlue
50150    End If
50160   Else
50170    ctl.UseGradient = True: ctl.Caption3D = [Raised Caption]
50180    If UCase$(ctl.Name) = "DMFRADESCRIPTION" Then
50190      ctl.BarColorFrom = &HB0BED  '&HA0A0FF ' &HFB&
50200      ctl.BarColorTo = &H20564  '&HE0& ' &HDDFF&
50210     Else
50220      ctl.BarColorFrom = &HED0B0B '&HFFA0A0
50230      ctl.BarColorTo = &H640502 '&H600000
50240    End If
50250  End If
'---ErrPtnr-OnError-START--- DO NOT MODIFY ! ---
Exit Sub
ErrPtnr_OnError:
Select Case ErrPtnr.OnError("modGeneral2", "SetFrame")
Case 0: Resume
Case 1: Resume Next
Case 2: Exit Sub
Case 3: End
End Select
'---ErrPtnr-OnError-END--- DO NOT MODIFY ! ---
End Sub

これをコンパイルして、exeファイルを上書きしたら、ちゃんと日本語表示されました(色々訳アリで、setup.exeを作ってないので、exeの上書き)。

SourceForge.netだとこの辺のソース


本家で直してもらわないと、バージョンアップの度にこの作業をしなくちゃならないのでフィードバックしたいなぁ、と思っているわけですが。なにせSourceForgeみたいなものを使ったことがないので(スタンドアローン、バッチ処理、ほぼ単独での開発が身の上)、参加の仕方がわからない。(;´Д`)

Trackerの辺りで発言するのが手っ取り早そうだけれども、気後れ状態…。あーでも頑張りますー(たぶんね)。

追記→5/9、Trackerで投稿してみました。

…これからどうなるんでしょう。ヽ(。_°)ノ?

2009/05/07

PDFCreatorの文字化け問題(研究)

あいかわらずぼちぼちPDFCreatorの文字化け関連にまつわる記事にはアクセスいただいているようなので、久しぶりに本家をのぞいてみました。すると0.9.8まで出ているのですね。早速アップデート。

…しかしやはり日本語は化けますね。

オープンソースなので、落としてソースをみてみたところ、なんだよVB6.0じゃんか…(.NetだったらExpressで家でも開けるのに!テキストエディタで見るのはシンドイわ…)。

VB6.0の[フォーム]のプロパティの「Font」の「...」をクリックすると出てくるあの画面デス。

ちょいちょいと見た限りでは、フォームのFontプロパティの文字セットが[欧文]のままになっていて、化け化けになるように見受けられますな(※図参照)。

なんとなーくどの辺のモジュールでセットしているのかは、分かってきたけれども時間切れ。…中途半端なネタですいません。しかしこれVB6.0でいまだに開発しているのですね。それもちょっとショック(まだver0.9ですけど。ver1.0までこのまま突っ走るのでしょうかね)。C#なら張り切るのに!!

2009/05/05

Streamクラスの計測

このところバイナリデータ あーんど C#いじりにハマりつつあるじょにです。

FileStreamクラスを使って、ぐるぐるバイナリ状態でファイルのI/Oをやっていて、体感として

「ファイルの読み込み・書き込みについてだけ考えたら、TextReaderクラスやTextWriterクラスよりもFileStreamを使った方が早いような気がする…」

と思ってちょっと調べてみると、StreamReader/StreamWriterクラスは、byteデータを扱うストリーム・オブジェクトクトをラップしているクラスでした。ああ、やっぱり。(;´Д`)

ということは、「FileStreamを使ってバイナリ状態のままデータを扱った方が、StreamReader/StreamWriterクラスを使うより、処理は早い(≒Text系のストリームでは、I/Oは指定した文字コードでの処理、内部処理はUnicodeのハズ。いちいち文字コードの変換をかけている分、コストがかかっているのではないか?)」──という推論の元に実験開始!

読み込み/書き出しのクラスをセットにして、それぞれ

  1. StreamReader/StreamWriterクラス
  2. FileStreamのReadByte/WriteByteメソッド
  3. FileStreamのRead/Writeメソッド
  4. System.IO.File.Copyメソッド

で計測してみました。

4.のCopyメソッドについては、当然、バイナリでコピーをやっていると思うので、その際の参考値。予測としては多分一番早い。

コピー元の実験材料は郵便局の郵便番号データをちょちょいと加工して1行を1002バイト(改行キー含むバイト数)、1ファイル全体で117MBくらいになったものです。で、FileStreamのReadクラスやWriteクラスのMaxのバッファは1002にしたので、StreamReader/StreamWriterクラスとI/Oの回数は同一のハズ。メモリの空き容量で差がでてこないように、直前でGC.Colloect();いれてマス。


結果は

  1. 08.5791859
  2. 11.1155169
  3. 05.7603782
  4. 03.8566569

という具合でした。2.の11秒はさすがに1バイトずつだとI/Oが多くてあまりよい数字はでてこない、ということになりますが。でもまぁI/Oの回数が多いわりには、意外ととStreamReader/StreamWriterクラスに迫っていますよね。最も外付けHDDやネットワーク越しに作業をしたり、ファイルサイズがも巨大であればあるほど、I/Oの問題はもっと顕著になってくるわけですけれどね。


ちなみに実験ソースはこんな感じ。

実験環境はVC#2008Express版(.Net Framework3.5)。

_InFilePath/_OutFilePathは実験クラスのメンバー変数です。

StreamReader/StreamWriterクラスの計測

//------------------------
Stopwatch sw = new Stopwatch();
sw.Reset();
sw.Start();
//------------------------
using (StreamReader _SReder = new StreamReader(_InFilePath, Encoding.GetEncoding(932)))
using (StreamWriter _SWriter = new StreamWriter(_OutFilePath, true, Encoding.GetEncoding(932)))
{
    while (_SReder.Peek() != -1)
    {
        _SWriter.WriteLine(_SReder.ReadLine());
    }
}
//------------------------
sw.Stop();
MessageBox.Show(sw.Elapsed.ToString());
//------------------------

FileStreamのReadByte/WriteByteメソッドの計測

//------------------------
Stopwatch sw = new Stopwatch();
sw.Reset();
sw.Start();
//------------------------
using (FileStream _FReder = new FileStream(_InFilePath, FileMode.Open, FileAccess.Read))
using (FileStream _FWriter = new FileStream(_OutFilePath, FileMode.Create, FileAccess.Write))
{
    int _ReadByte = 0;
    while (_ReadByte != -1)
    {
        _ReadByte = _FReder.ReadByte();
        _FWriter.WriteByte((byte)_ReadByte);
    }
}
//------------------------
sw.Stop();
MessageBox.Show(sw.Elapsed.ToString());
//------------------------

FileStreamのRead/Writeメソッドの計測

//------------------------
int _BufferSize = 1002;
//------------------------
Stopwatch sw = new Stopwatch();
sw.Reset();
sw.Start();
//------------------------
using (FileStream _FReder = new FileStream(_InFilePath, FileMode.Open, FileAccess.Read))
using (FileStream _FWriter = new FileStream(_OutFilePath, FileMode.Create, FileAccess.Write))
{
    byte[] _ReadBuffer = new byte[_BufferSize];
    int _ReadSize = _BufferSize;
    while (_ReadSize != 0)
    {
        _ReadSize = _FReder.Read(_ReadBuffer, 0, _BufferSize);
        _FWriter.Write(_ReadBuffer, 0, _ReadSize);
    }
}
//------------------------
sw.Stop();
MessageBox.Show(sw.Elapsed.ToString());
//------------------------

2009/05/02

VB 10 でアンダースコアが不要に?

VBからC#へ移行しつつある今日この頃のじょにですが、先日、VBネタで気になるネタを拾いました。

VB 10 でアンダースコアが不要に InfoQ


なにーー? Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)

VBなのにアンダースコアがなくなる?(そんなのVBじゃねー!)Implicit Lineだとー?それって可能?アリ?

C#等の言語では明示的に「;」で終端を表現しているからよいでしょう。

しかしVBの基本は行末=終端なのです。VBの中では「行継続」というのはある意味、イレギュラーなのです。ゆえにVBでは改行してもなお「継続」する場合には、アンダースコアの表現が不可欠──他言語からのヒトからは、アンダースコアは不評で、"面倒臭い”だの"煩雑"などと云われもしましたが、VB育ちの私にとっては自然な感覚でした(慣れればどうということもない)。

それなのに、暗黙の行継続?衝撃というか革命的というか…。成立しない構文もでてくるだろうに、そこまでコンパイラに解釈してもらうのはちょっと気色が悪いというか…。

リンク先の記事にもありますが、withの中でのピリオドとか、「どー解釈すればいいのかわからない!」とい表現もでてきちゃいますものね。かえってルールが煩雑になりはしませんか。

VBチームのオリジナルの記事、「Implicit Line Continuation in VB 10」を読むとThings are always changing.とかいって、歴史博物館やらマシンに託けてVBのコンパイラも…、なーんておっしゃっていますけど。言語仕様には興味をそそられているところもありますよ?でも、ユーザー的心境としては、ヒトコト。──大丈夫なのか…。(-_-;)

2009/05/01

DCP-535CN

DCP-535CNが我が家にやってきました。

"重さ8.0Kg"──となかなか重そうなので、どんなに大きいコがやってくるのだろうと多少不安に思っていたのですが、思ったよりもちんまりしたコでした。

一人で持てる程度の重さで、家庭用はこうでなくちゃ!というところですね(まぁ8kgというと10kgの米袋より軽いですからね…)。

「家庭内で共有してプリンターを使おう」というのが今回のテーマで、結局現時点のネットワーク構成としてはこんなふうになりました(図参照)。

プリンタについては「無線でつなげるようにしよう」というコトがまずアタマにありました。ちょっと調べてみると、どうやら「プリンタサーバ(14,000円くらいする)+プリンター」の構成で買うよりも、無線機能つきのプリンタを購入した方が安上がりになるので、「無線機能つきのインクジェット複合機」というテーマで物色。

家庭用なのでA4で十分──ということでキヤノンのPIXUS MP620とブラザーのDCP-535CNとの間で迷いました。価格にすると数千円の違いでしかないので、購入基準は家での使い方の想定やラニングコスト等のプライオリティの持ち方ですよね。

ざっくりスペックを対比するとこんな感じ(物量面ばかり拾っていますが、家庭用ではサイズ重要!)。ちょっと表現の仕方がメーカーによって違うのでなんですが、あしからず。

項目DCP-535CNPIXUS MP620
質量
(カートリッジ込み)
約8.0kg約8.6kg
外形寸法(mm)390×375×180450×368×176
メモリ容量40MB-
インターフェイス有線LAN(10/100BASE-TX)
無線LAN(IEEE802.11b/g/AOSS/WPS)
Hi-Speed USB
有線LAN(10/100BASE-TX)
無線LAN(IEEE802.11b/g)
Hi-Speed USB
Bluetooth v2.0
プリント速度カラー:最高27枚/分
モノクロ:最高33枚/分
約31秒
A4普通紙(カラー)
インクコスト
約7.9円/枚約8.4円/枚

正直言って、大差はないです(だから迷う)。なので初期投資のかからないDCP-535CN。Linux系のドライバなんかもそこそこ揃っているので、ワタクシ的には合格点です。

ネットワークの参加
「無線、無線」と連呼していたわりに、結果的にはプリンタと親機とを有線でつないでしまいました。親機なんてものは小さいものですから、親機とプリンターをLANで接続することについて、部屋のレイアウト的な制約が実のところなにも問題なかったわけですね。…というわけで、複合機のネットワーク参加は実にカンタン、物理的にルータとLANケーブルでつないで、おのおののPCにプリンタのソフトを入れるだけ。"プリンタなので、IPは固定にしておいたほうがいいかなぁ?"と思って、DCP-535CNのMACアドレスを調べて(ネットワーク設定を印刷する機能があるのでそれで出力)、AirStationの管理画面でIPを固定にしたくらいです。
印刷スピード
印刷スピードは恐れてほど、遅くはありませんでした。年賀状等はやってみないと、わかりませんが、普段、地図なんかをペラッと出す分にはノープロブレム。
印刷物について
可も不可もなく、実にフツーです(※もともと写真を印刷しようとかいう気もなく、文書を印刷できれば十分、という価値観ですので、あしからず)。黒はにじみにくい顔料インクで、カラーは発色のよい染料インクになっているあたりは、キヤノンと似ていますね。
インクカートリッジについて
もともと純正品しか使う気がないので(←色々つらい目にあった…)、ヨドバシ等の大型店で買うよりもネットで買った方が安いので、「キヤノンよりマイナーだから入手しづらい」というようなことは特にネックにはなっていません。

VirtualBoxの共有フォルダ機能

VBOXでゲストOSの起動のタイミングで自動的にホストOSとの共有フォルダをマウントする方法です。

ちなみに私の場合、Ubuntu(ゲストOS)の[home/ユーザー名/共有フォルダ]にマウントしています。あしからず。

  1. ホストOSのWinの任意の場所に共有フォルダを作成([D:\VBOXShare]など)。
  2. ゲストOSのUbutnuに任意の共有フォルダを作成([home/ユーザ名/hostShare]など)
  3. VBOXの[デバイス]-[GuestAdditonsのインストール]
  4. VBOXの[デバイス]-[共有フォルダ]-[共有フォルダ]を選択し、右側の「+」をクリック。
  5. [永続化する]にチェックを入れ、フォルダのパス欄で[その他]を選択肢、ホストで作成した1.のディレクトリを設定し[OK]。
  6. [ALT]+[F2]を押しながら[etc/rc.local]をクリック。
  7. [実行]のボックスに[gksudo gedit /etc/rc.local]と入力して[実行]。
  8. 管理者パスワードを入力。
  9. [exit0]の前の行に[mount -t vboxsf ホストOSの共有フォルダ名 ゲストOSの共有パス]
  10. [mount -t vboxsf VBOXShare home/ユーザ名/hostShare]を書き加える。
  11. [保存]-[閉じる]

実行環境

  • VBOX2.2
  • ホストOS:WinXPpro
  • ゲストOS:Ubuntu8.04(GNOMEで利用中…)

2009/04/25

無線LANのセキュリティ規格

無線LANのセキュリティ回りの用語には混乱させられるので、サラッとまとめ。とりあえずステルス機能とかはまた別として。

もーバッファローのAOSSあたりがやっぱり一番手軽にセキュアなんだ、って思ってしまいました(勝手に一番最適な状態にしてくれる)。MACフィルタリングとかこそないけれど、親機と子機のスイッチをパパッと押さないと接続できないんだから、MACフィルタリング的な他者の"除外行為"はここでおこなっちゃっているんだものね。MACフィルタリングを変更できるLANカードがあることも考えると、むしろ、どーしても親機のスイッチを押さなきゃないAOSSとかの方がある意味、すぐれているんじゃない?とか思っちゃうし。

ホント、よくベンリに考えたもんだよね!

無線LANのセキュリティ規格

WEP
無線LAN初期の暗号化規格。RC4アルゴリズムをベースにした秘密鍵暗号方式。秘密鍵に40bitのデータを使う旧来の方式と、128bitのデータを使う新方式とがある。しかしWEPそのものに様々な脆弱性が発見・報告されており、AirSnortなどのクラッキングソフトが出回っている
WPA
WEP の脆弱性を改良するため、IEEE 802.11i の策定に先立ち、 Wi-Fi Alliance によって制定。WEP での RC4方式に改良版、TKIP という暗号化方式が採用されている。 TKIPは、WEPハードウェアからファームウェアをアップグレードするだけでこれを実装することができたので、暫定基準として選ばれた。
WPA2
WPAのセキュリティ強化改良版(WPAが暫定版でWPA2が正式版みたいなものらしい)。 AES 暗号化方式が採用されている。通常のパーソナルモード(PSKモード)のに加え、エンタープライズモード(EAPモード)としてRADIUS認証サーバを使った認証方式 (IEEE 802.1x) がオプションとしてある。

無線LANの簡単接続(各社から出ている代表的なものと、業界標準)

AOSS
バッファローが発売している無線LAN機器・AirStationに導入されている無線LANの"簡単設定"システム。無線LANのアクセスポイント(親機)と端末(子機)の両方で同時にAOSSボタンを押すだけで簡単に無線LANのセキュリティなどの設定ができる。暗号化方式は、WEP、TKIP、AESに対応しており、“AOSS”がそれぞれの機器のセキュリティ機能レベルを判断、最適な暗号化方式に自動設定してくれます。PSPやDSでも対応。
らくらく無線スタート
NECアクセステクニカ株式会社が開発した無線LANの"簡単設定"システム。AOSSとの違いとしては、接続する機器、暗号化方式は親機であらかじめ設定されているもので行う点(子機の規格にないものを使うと、繋がらない…)。
WPS
WPAを初心者にも簡単に設定できるようにする規格。AOSSやらくらく無線スタートは各社が推奨する"簡単設定"だが、相互に互換性がなかった。そこで無線LAN関連の業界団体「Wi-Fiアライアンス」が仕様を固め、2007年1月から対応機器の認定を行っている。

ルータで使う暗号キー

WEP
ほとんどの無線LAN製品で使用できる暗号化方式。スピード低下ナシ。対応機器が多い。
TKIP
WEPをさらに強固にした暗号化方式。暗号に用いるキーの生成方式を複雑にして外部からのパケットの解析をさせづらくしている。スピード低下アリ。
AES
TKIPより強固な次世代暗号化方式。暗号化をハ-ドウェアで処理するため、TKIPと比べて暗号化によるスピード低下ナシ。今後の主流。

2009/04/19

無線LANの規格

無線ルータの親機を新調しました!バッファロー「WZR-HP-G300NH」。これはすごいですよー。背面にUSBポートがついているから外付けHDDをNASとして使えちゃうんだもんね。マルチセキュリティにも対応しているし、結構理想の無線親機ではないですか?(※清水理史の「イニシャルB」の受け売り)。

家の中の無線子機の方は、マシンを新調したりで新しくなっていたわけですが(ドラフト11nには対応していませんが)、親機もこれでどーにか少しは追いつきました。というわけで今後プロバイダの契約もみあった速度に変更する予定デス。

数年ぶりにルータを物色して驚いたのは、まずは安くなったよね(1万円切って買ったし)ということと、なんかベンリになったよね?ということ。AOSSとか(…まー2台目以降はソフトをインストールするのも面倒くさいので設定は手動でやりましたが。puppyの設定で大変苦労したのでなんとなくコツはわかる)。マルチセキュリティとか。ESS-IDステルス機能とか(ANY接続拒否)。11nの規格にも遅ればせながら驚きましたよ。法律の改正と連動しているのね、とか。調べていて面白かった。

とうわけで、ざっくり無線LANの規格のまとめ。11nについてはまだドラフトで、ホントの11nはまだこれから──というわけで誤りがあったらご指摘ください(nはともかくドラフトの2.0とかいってもちょっとあやふやなんだよなー…)。セキュリティについてはまた今度。

IEEE802.11a
54Mbps/5.2GHz帯/OFDM方式
強み:5.2GHz帯を使用する11aは混信の少ない周波数帯域なのでスムーズな通信が可能。
弱み:周波数が高いために2.4GHz帯に比べると伝送距離が短め。障害物の影響を受けやすいという。
総論:混信やノイズの多い都市部においては、ノイズに強い11aは安心して利用できる高速無線LAN規格。
IEEE802.11b
11Mbps/2.4GHz帯/DS-SS方式
強み:周波数が低い為、伝送距離が長い。障害物の影響も受けにくい。
弱み:11aと11gに比べて遅い。2.4GHz帯は多くの電子機器が使用するので、混信やノイズの影響を受けやすい。
総論:昔ながらの規格で、リーズナブルで多くの機器が対応しているところがウリかも。(いまどきルータの方ははデュアルだけどなー…)。
IEEE802.11g
54Mbps/2.4GHz帯/OFDM方式 ※11bの上位互換
強み:同じ54Mbpsでも5.2GHz帯を利用するIEEE802.11a規格の無線LANに比べて障害物に強く、伝送距離が長い。
弱み:11gが使用する2.4GHz帯は11Mbps無線LANやBluetoothなど多くの電子機器が使用するため、混信などノイズの影響を受けやすい。
総論:障害物の多い環境で高速無線LANを利用したいケースに有効。
Draft2.0 IEEE802.11n
300Mbps(MIMO使用時)/2.4GHz帯/OFDM方式
強み:複数のアンテナで電波を受信することで、安定した接続が可能。高速。
弱み:今のところドラフト(下書き)なんですよねー。IEEE 802.11nはIEEEが2009年7月に策定予定(9月に遅れる見込み)。

2009/04/16

JIS2004のフォント

"おやおや私の仕事マシンにもメイリオが入っているぞ(OSはXP)、さてはSQLServer2008Expressをいれたときのドサクサで入っちゃったんだな"──などと思い、ExcelにメイリオとMSゴシック字を並べて、見比べていたわけです。ふと思いついて之繞(しんにょう)のつく字を入力してみると、メイリオでは之繞の点は2つ。MSゴシックでは1つで表示されていたわけです。

"そういえば、メイリオで字形が変わったんだっけ?"と思いいたったわけですが(メイリオというよりJIS2004ですかね)。

▲マイ・オウチマシンの状況。HGゴシックEはJIS90で、MSゴシックとメイリオはJIS2004ですな。

"Excelでメイリオを指定したファイルを、メイリオが入っていないマシンで表示するとどうなるんだろ?"と思いついて、「メイリオなんて入れてない」と主張する先輩のマシシンで、Excelファイルを開いて見ると。「フォント」のコンボックスには「メイリオ」と表示されているわりに、ゴシックな字形で。でも之繞は2点になっている。

"あれあれ。私のマシンでMSゴシックの字形では1点で表現されるのに、2点で表現される先輩のマシンってどうなっちゃってるの?"と思って調べて見ると。

どうやらJIS2004では2点で、JIS90では1点ということらしい。

では自分のMSゴシックが、JIS2004なのか、JIS90なのかをどうやって見極めればいいかというと。

「C:\WINDOWS\Fonts」に入っている「MSゴシック & ~」のプロパティでMSGOTHIC.TTならJIS90版、MSGOTH04.TTCならJIS2004版と判断すればいいようだ。

で、2点で表現する先輩のマシンは見事にMSGOTH04.TTCだったという次第。

ははーなるほど。先輩もSQLServer2008Expressを入れたので、おそらくそのときにMSゴシック&MS明朝をJIS2004にしてしまったのだな(ちなみに先輩のマシンは「プログラムの追加と削除」をみてもJIS2004対応フォント(KB927489)をインストールした形跡はないのでWinのアップデートで更新したわけではない)。

で、別のXPマシンで同じExcelファイルをひらいてみると。

メイリオを指定したセルではフォントのコンボボックスでは「メイリオ」と表示しているわりに、字形はあきらかにMSゴシックで、しかも1点なのでした。

要はExcelというのは、フォントの名前はコンボボックスに保存されたフォント名を一応表示するけれど、フォントそれ自体はデフォルト設定の文字で表現する、というだけのことだったらしい。

それにしても、持ち主の知らぬ間にJIS2004にされてしまうとは怖いことですねぇ。作業マシンで仮に宛先のラベルシールなんかを出力したら、これまで1点でおさまっていたところが、いきなり2点になってしまうということ?外字とかうるさいところだと、かなり危ないなぁ、これ。Web案件とかだとJIS90で入力したかJIS2004で入力したかなんて、チェックかけられないだろうし。全国の之繞つきのヒトの名前はどうなっちゃうんだ?(字形かわったのは之繞だけじゃないみたいだけど)

2009/04/12

Newマシンお目見え/Gpartedでの失敗

というわけで(?)、Newマシンを買ったわけです。

HPのG60 NoteBook。15.6/16インチワイド。HP Directplusから購入。スペックはざっとこんな感じ。

  • ディスプレイ:15.6V型ワイド液晶
  • 解像度:1,366×768ピクセル(WXGA)
  • CPU:Celeron 575(2GHz)
  • チップセット:Mobile Intel GL40 Express
  • メモリ:1024MB(1024MB×1)677MHz PC2-5300 DDR2-SDRAM(最大4GB)
  • HDD:120GB(SATA/5,400rpm)
  • グラフィックス:Mobile Intel Graphics Media Accelerator 4500MHD(チップセットに内蔵)
  • ビデオメモリ:最大285MB
  • OS:Windows Vista Home Basic SP1
  • 光学ドライブ:DVDスーパーマルチ(2層書き込み対応)
  • 無線LAN:IEEE802.11b/g、WiFi準拠
  • インターフェース:HDMI/USB2.0×3/RJ45/RJ11/ミニD-Sub15ピンなど
  • カードスロット:5in1カードスロット
  • 機能:webカメラなど
  • バッテリ駆動時間:約3.2時間
  • 本体サイズ:幅380×高さ36(~44)×奥行き255mm
  • 重さ:2.35kg

メモリは3GBに変更して、3年の保守引取りサービスをつけ、送料込みで84,000円也。

利用者は親。ライトユーザーなので、利用ソフトはせいぜいのところIE、Thunderbird、Skype、OpenOffice(もらったExcelとかをみるだけ)、ウイルスバスターあたり。

画面はほどほどに大きい方が使いやすいんだろうな(老眼)、ということで15.6/16ワイドをチョイス。15.6/16ワイドともなると、作業用としてもなかなか快適にイケますね。キーボードもデスクトップ並でフルサイズですし、テンキーもつきますし。2.8kgの重量でモバイルとは言い難いものの、省スペースマシンとして捉えるとよく出来ています。無線LANの状態などもLEDのランプがついていてわかりやすい。サクサク動いて快適、快適。だがしかし!私が余計なことをした為に(好奇心)、紆余曲折ありました。

Ω Ω Ω

なにがあってもいいように、まずリカバリDVDを作って準備(CD-Rで焼こうとしたら11枚要求され、慌ててDVD-Rを買いに行きました)。

ドキドキしながらライブCDのPuppyのGpartedを利用して、パーティションを区切ったわけです。

もともとの構成ではCドライブ、Dドライブはリカバリ用となっています。これを、Cドライブをリサイズして、CとEに分けようという目論。しかし見事に玉砕…。

GpartedでCドライブをリサイズして、EドライブをNTFSフォーマットかけてApplyまで一気にやったら、Winが起動しなくなりました。で、リカバリDVDからVistaを再インストールしたら。Eドライブがある!!リカバリのメディアから再インストールすると、単にCドライブにインストールをするだけなんだ?(リカバリCDで再インストールすると、ドライブの構成もCドライブ1コに戻るのかと思っていました)。ふーん、へー。

で、Gpartedですが。巧くCドライブを二分割できたときのことを思い起こしながら、色々失敗した原因を考えてみました。

  • チェックディスクをかけないで、Gpartedの作業をはじめた。
  • Gpartedで、Resize→新しい領域(Eドライブ予定地)のNTFSを一気にやってしまった(Resizeの後、Winを再起動してチェックディス等が走るのをまつべきだった?)
  • 記憶はあやふやだけれど、もしかしてGpartedの作業の最中にブートのドライブを変えちゃった?(私が再起動をかけたとき、HPのロゴ以外なにも走りませんでしたから。OSがぶっとんだというよりも、Eドライブが起動したようなフシも…)

なにしろうんともすんともいいませんでしたからねぇ。次回やるときは上記を踏まえて頑張りたいと思います(←果敢)。

Thunderbirdの移行(XP→Vistaの場合)

Newマシンがきて、ようやっとアタイもVistaかー(ホントは親のマシンです。ま、設定だけ)、と思ったのもつかの間。

XP→VistaのThunderBirdの移行ってどうやるんだっけ?と、まごまご。結果的には実に簡単でした。

  1. ThunderbirdをVistaへインストールする。
  2. XPのApplication DataのThunderbirdフォルダをコピー。
    C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Application Data\Thunderbird
  3. Vistaへ上記フォルダを下記のようなカタチになるよう貼り付け。
    C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Thunderbird

そしてThunderBirdを起動すると、じゃじゃーん!バッチリOKでした。

memo→Thunderbirdのバージョンは2.0.0.21。

2009/04/06

コード入力したいとき

忘れるのでメモ。

MS-IMEでシフトJISでのコード入力したいときは、シフトJISコードを入力してから「F5」キーを押す。

Ω Ω Ω

IME2002スタンダードの場合。ヘルプからの抜粋。

文字コード番号の前に以下の文字を追加することによって、異なるコードで入力することができます。

  • Unicode : U
  • JIS コード : J
  • シフト JIS コード : S
  • 句点コード : K

文字コード番号だけを入力した場合は、シフト JIS コードでの入力になります。

2009/01/01

XP×メイリオ

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

Ω Ω Ω

 ▲XP標準×IE7
そこそこ。

 ▲XP標準×Opera9
キタナイ…。

 ▲XP標準×FF3
キタナイ…。

 ▲XP ClerType有効設定×FF
そこそこ。

近頃FireFoxでネットサーフィンをしていますと、ちらほらフォントが果てしなくギザギザ・フォント、汚くなってしまったサイトに出くわします。たとえばInfoQのサイトを見てみますと、大きいフォントはそこそこ見られるフォントではあるものの、標準サイズの文字はギザギザで汚い!

このサイトはこんなフォント指定だったっけ?──としばし悩んでいたわけですが。そういえば年賀状の絵を描くときに、入れた覚えもないのに、フォント選択でしばしば[メイリオ]をみかけた覚えがあるぞ。もしかして、先日SQLServer2008Expressをインストールしたら、VS2008なども同時にインストールされ、さらに同梱のメイリオもインストールされた?──ということにに思い至りました。故に現在のワタクシめの環境は、XP×メイリオ、という状態なんですね。原因はどうやらこの組み合わせのような気がしてきました。

ゴソゴソ調べてみますと、XPのデフォルト設定では、ClearTypeの機能(MSが開発したフォントのアンチエイリアシング技術)が14ポイント以下の文字では有効になっていないらしいんですね。故に以下の手順で回避。

  • デスクトップで右クリック→[プロパティ]の選択
  • [デザイン]-[効果]
  • [次の方法でスクリーン フォントの縁を滑らかにする]を[ClearType]を選択してチェック-[OK]

すると少しは表示はマシになりました。

Vistaユーザーがどれほど普及しているのかは謎ですが、XPでIE以外のユーザーには優しくないので、Webサイトでメイリオをフォント指定するのは、まだちょっと早いような気がしますね。

さらに!!メイリオには「P」とかついていないのでわかりにいくですが、欧文部はプロポーショナル、和文部は等隔なんですね。MSゴシックに格別愛着はありませんし(むしろ飽きた。印刷フォントは明朝派です)、等隔が特に美しいとも思いませんが、コーディング等では等隔でないと困りますので、エディタ等でのメイリオ利用はあり得ないですねぇ。